あの人は女だから。
あたしが好きになったのは,世界一カッコよくて世界一可愛い君だ。 あたし,都姫桃瀬(みやび ももせ)中学2年生。モチロン,れっきとした女の子!元気が取り柄だけどガサツ,なんて言われるから男には『男』とかからかわれるけど…れっきとした女の子です! 昼休み,一番眠い時間。それに私は窓側だから,ポカポカした空気が流れ込んできて寝ちゃいそう… なーんてことは,あの人が居る限り絶対ない。そう…昼休み,一番眠い時間であって一番人が多い時間。つまり,あの人を見ることを怪しまれない時間! だからコッソリ,勉強をしてる様にあの人を見る。はーっ…やばい,心臓が持たないし! あの人ってのはあたしの好きな人。あ,恥ずかしいから名前は伏せとくね。 でも,今日はいつもみたいにポカポカした気分で見てるわけじゃなくて…こほん,あたしは明日,あの人に告白する。 動機はもうすぐでバレンタインだからって言う,ありきたりな。あの人と同じ委員会だから,委員会の話って言って明日の放課後,屋上へ来て欲しいって言うのは言ってある。よく言った,あたし!! 「あ,あの,来てくれてありがとう…」 「うん,大丈夫。都姫さんが用なんて珍しいね,委員会で…なにかあったっけ?」 「い,や,委員会じゃ,なくって…えっと,なんて言うか,渡したいものが…」 「渡したいもの?」 顔が火照る。夕日で上手く誤魔化せてるかな!?…いや,ここまで来たんだから泣いても笑っても,言うんだ,あたし。 「…ずっと,大好き,だった,の。良かったら,付き合って,欲しいな」 「……え?わたっ…あ,デリカシーなくて…ごめん,好きな人,居るから。気持ちは嬉しかった,チョコも…ありがとう」 …あ,フラれた。フラれた。あっけなく,一瞬で終わった。なにも言えないのも,仕方ないかな。 いや,仕方ない,か。分かってた答えなのに,手が動かない。 ううん,仕方ないんだ。だって… - - - - - どうも ~ ! るみゃですッ ,真相が 分からなかった方は どうぞ タイトルを ご覧になってくださいね ッ ☆ 感想 お待ちしてま ~ す ッ !!