短編小説みんなの答え:4

いつもの引き出しの紙

私はいつものように学校にき、いつものように引き出しを開ける。中にはいつもあるぐしゃぐしゃにまるまった紙。いつものように開けるとそこには「バーカ」うしろを見た瞬間リョウが 「ヤベッ、にーげろー!」 と逃げる。そして私は 「コラー」と笑いながらリョウを追いかける。 そんな仲良し(?)な毎日。 ある日の朝の会、先生が 「リョウさんこっちに来て。」 「皆さーん?きょう、リョウさんは東京へ転校することになりました。」 「え?」 そしてリョウとのお別れの日がやってきた。 「転校するの?」 「うん…親の仕事の都合で…」 「そっか…」 「じゃあ、いつか」 「うん、東京に、遊びに来てもいいからね?」 「わかった」 「バイバイ!」 「うん!バイバイ」 リョウは車に乗った。リョウは車から手を出して泣きながら手を振ってくれた。私も涙が止まらなかった。 次の日、いつものように学校に行き、いつものように引き出しを開ける。そこにはぐしゃぐしゃの紙があった。 「え?」 私はその紙を広げた。ぐしゃぐしゃの80点のテストだった。 2年後、リョウを目的に東京に行くことにした。リョウの言われた家についた。だが中に人がいる気がしない。とりあえず、インターホンを鳴らしてみる。誰も出なかった。すると、周りにいた近所の人は 「そこには誰も住んでないよ」 と教えてくれた。 「じゃあ、どこに行ったか知ってますか?」ときくとその人は黙ってスマホの動画を見せてくれた。 《今日、午前7時 自転車に乗っていた少年が車にひかれました。そのあと犯人は逃げたということです。ひかれたのは名前は××リョウさんです。リョウさんは意識不明のまま病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。警察はひき逃げの容疑として捜査しています》 「え????」 「去年亡くなったんだよ。」 私の目から涙が出てきた。悲しかった、苦しかった。いろんな感情が出てきた。私はこの出来事を忘れていない。私が卒業する時、引き出しを整理した。机の中の奥にぐしゃぐしゃの紙があった。私は思い出した。広げるとこう書いてあった。 「大好きでした」

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