短編小説みんなの答え:0

月曜日は雨模様

今日も雨。1週間後も雨。再来週も。梅雨ってわけじゃない。月曜日だから。私は雨の精、みたい。私が学校に行く日は、いつも雨。私は世間で言う不登校の子ども。でも1週間に一回、月曜日に学校へ行く。みんな仲良くしてくれるけど、どこか疎外感を感じる。 私が家へ入ると、雨は一瞬にして止む。そのことについてはなんにも思っていない。そんなもんだ。いつもそうだから。そういえば、何ヶ月か晴れのなか外へ出ていない。私が出ると雨が降るから。そんな事は言えず、「体育はできません」と、へんな言い訳を使って休む。ひとりきりの教室、窓の外からみんなを見る。わざとロッカーの上に登って、見下ろす。いつもと違うところにいたい。そんな単純な気持ちに引っ張られ、教室内をうろうろする。 帰り道。不安から解き放たれた幸せな感覚でいた。学校から出て少しした、そのとき。 「真奈!」 誰かが私を呼んでる。少し間を開けて振り向いた。同じクラスの男の子だった。 「真奈!…あの、ちょっといい?」 「うん…?」 なんだろう、お説教じゃないといいけど。 けっきょく、雨のなか校舎の裏までついて行った。 「あのさ…。」 なんだろう、もじもじしてる。私の顔になんかついてた? 「好きです。付き合ってください。」 ん、どういうこと?付き合ってください?ああ、そのまんまの意味か。どうしよう。 「私のどういうところが好きなんですか?」 「その…いつも素直でやわらかい雰囲気で…とにかくすてきだと思ったからです!」 頭を下げながらその人はいう。雨がまだ、しとしとと降り続けている。かさをさしたまま固まる二人を、お天気雨が包んだ。 これ、私告白されてるんだ。付き合ってみてもいいかな。 「1週間だけなら、いいよ。おためしだよ。気に入らなかったらふるよ。いい?」 その人はぷっと吹き出した。 「いいに決まってるでしょ!まったく。真奈のそういうところが好き。」 ビニール傘ごしに見たその人の笑顔は、なんだか輝いて見えた。

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