昔と今が違っても
「いてて、ここはどこ・・・?」バタン こういう音が私には聴こえた。その聴こえた場所に行ってみると、私ぐらいの女の子が倒れていた。しかし、もんぺを着ていた。それに防空頭巾、傷がある。今では思えない服装や持ち物だった。もしかして、戦時中の日本から来た・・・?とりあえず、その人に話しかけてみた。 「あの、大丈夫ですか・・・?」 すると、その人は話した。 「ここ、どこですか?今、何年ですか?今の日本はどうなっていますか!?」 色々話しかけられてきた。結構あせっていた。困ったな・・ 「えっと、今は2024年で今の日本はデカいというわけでもないし、小さいというわけでもないし。もしかして、昔の日本(?)から来たのでは?」 「はい、そうです・・・というか、日本負けちゃったんだ・・・」 女の子はきっと「第二次世界大戦」の事を言っているんだ。 私は女の子を家に連れて、話を聞いた。その女の子は、まな子さん。 「お母さんからおつかいを頼まれて、そしたら、敵の飛行機が来て、避難をしようと思いました。石につまずいたりして。でも、そしたら今の日本に来てしまったんです。戻る道がなくて・・・あれ、私の左手に・・・!?あなたの右手にも!」 えっ?私は右手をみた。すると、『お前はまな子の後世』、まな子さんは『お前は藤(ふじ)の前世』 「藤」は私だ。すると、まな子さんは私の手をつかんで家の外で走った。そこはまな子さんに出会った道。その道は光っている。 「もう帰れる!じゃあね、藤ちゃん!」 「うん、またね!」 まな子さんは消えていた。まさか、私はまな子さんの後世だったのか。また会いたいなー。きっとまな子さんが帰れたのは私がまな子さんの後世、まな子さんが私の前世を知る事ができたからかな? 新しい友達ができた。昔と今が違っても。