魔王と勇者の話
「はっ」 「あれっここどこだろ。」 目を覚ますとそこには、大きい城があった。私は門の前にいた。すると誰かがやってきた。 「やぁこんにちわ。ひさしぶりだね。」 誰だろう。何もわからない。 「覚えてないのか。悲しいな。」 あれ、私の名前は?年齢は?やばい。やばい。記憶がっ、 「自己紹介からしよう。私の名はバルンと申す。この国の魔王だ。魔王様と呼べ。」 魔王様?そんな位の高い人がなぜ私とーー 「次はお前の番だ。」 どうしよう、いっそ、全部言ってしまえばー 「私、名前わかりません。」 「は?どういうことだ。」 まあ、こうなるとは思ってた。しょうがない。面倒だが、言うか。 「気がついたら、この城の前にいました。名前も、年齢も思い出せません。」 「ふっ。」 鼻で笑われた。はあ、 「私と魔王様との関係とはどのようなものでしょうか。」 なんて返ってくるだろう。 「私は生前、お前に殺された。私の悪行で国が滅びる寸前だった。腐った私を倒してくれたのだ。勇者ルイよ。」 そうだったのか私は悪を討伐したのだ。 ? それならなぜ死者と話せているのだ。ここはどこだ。こいつは誰だ。