私とあの人とアイツ
「なんでだよ…なんだでなんだよ!」 なんで、なんでアイツが あの人と付き合ってんだよ 私だってずっと隣にいたのに 私が起きられる時間は少ない 日によっては一日中寝ている時もある 日によっては一日中起きてる時もある そんな私はある時 恋に堕ちた 私好みの 見た目、性格、声 低身長で、可愛い顔、犬系 優しいけど情熱的で男前、堂々としている 声は低くて喋り方は男らしい なんて魅力的な人なんだと思い この想いを伝えるためだけに 約1年必死に頑張って来た なのに…なのに! どうしてなんだよ なんでアイツと付き合うんだよ 今まで私に見せてきた あの笑顔は? あの振る舞いは? 全てただの優しさ なんて言わせない 私のことを好きにしてみせるから だから、付き合わないで… 別れてよ… もう時間か… おやすみ…大好き あの人「やっといなくなった?」 アイツ「うん、いつも迷惑かけてごめんね」 あの人「全然!そこも踏まえて好きだから」 アイツ「ありがとっ私も大好き“夕”」 夕「俺は愛してる“瑞樹”」 瑞樹「(チュッ」 夕「(チュゥ」 瑞樹「フフッ」 夕「ハハッ」 私の脳に響く幸せそうな声 私も幸せになりたい… 私も好きなのに ずるい…アイツだけずるいんだよっ もう一回起きてやる… 私「んぅ…(パァ)夕!」 夕「あ…なに?」 私「アイツなんかと別れて、私と付き合ってよ」 夕「えぇ…別れるにもこうにもだってそのアイツは…」 私「ダメなの?どうして?」 夕「…」 私「ねぇ…なんで私にはそんな冷たいの? 私だって…やさし…く…されたい…あれ?」 自然と目から溢れる涙 夕「!ごめん…でも、そのアイツと別れることは…」 私「ねぇ…なんでよ…グスッ私のこと嫌いなの…グスッ」 夕「泣くなよ…好きだから、泣かないで」 私「じゃあ、キスでもなんでもやってみてよ…グスッ 本当に好きなr…むぐぅ」 どうこういう前に口を塞げれた 夕「これで満足?好きだからさぁ泣くなよ」 私「…ごめん…いつも迷惑かけてごめん… もう起きないから…アイツと…瑞樹と幸せにね… 夕…大好きだよ…永遠に」 夕「…たまに起きていいからさ、もう起きないとか やめろよ…俺だって、たまには会いたい…」 私「お世辞でも嬉しいよ…幸せになってね チュッ)」 最後のキスは甘かった チョコレートよりもずっとずっと甘かった 瑞樹「はぁぅ」 夕「…」 瑞樹「なんで泣いてんの!?」 夕「もう起きないってさ…」 瑞樹「え?よかったじゃん」 夕「(唇に手を当てる)」 瑞樹「?」 夕「最後、すっごい甘かったなぁ…」 瑞樹「え!?キスしたの!?」 夕「いや普通にいつもしてるし」 瑞樹「…」 夕「また起きて欲しいなぁ また会いたいなぁ」 瑞樹「そっち好きになるとかやめてよ?」 夕「さっきも言ったけど、どっちも踏まえて好きだから どっちかを好きになるとか1番ないから」 瑞樹「…」 夕「“どっちのお前”も好き」 “二重人格” それは自覚してたよ 夕 でもさ、どうしても好きだったんだよ もう起きないから 瑞樹と…もう1人の私と幸せになってね 私「夕」 夕「ん?」 瑞樹「え?」 夕「え?」 瑞樹「呼んでないってw」 夕「…そっか、瑞樹。好きだよ」 瑞樹「何唐突に」 夕「いや、お前じゃない」 瑞樹「…」 夕「お前だよ、瑞樹」 私「夕…」 夕「好きだから、出て来ていいから お前も含めて瑞樹と幸せになるから」 私「私も好き…大好き」 夕「また来てな、瑞樹」 私「夕…また…ね」 夕 二重人格でごめん アナタを好きになってごめん 私邪魔だよね ごめんね でも、こんな私も愛してくれるなら 一生愛すよ 3人で幸せになろうね 大好きだよ また起きる時まで