いつからだろう…
「何か食べたいものはある?」 ない 「行きたい場所はある?」 ない 「やりたいこととかやってみたいものはある?」 ない 「欲しいものは?」 ない いつからだろうか 自分の意見を言わなくなったのは いいや言わなくなったんじゃない “言えなくなって”しまったのだ 自分が何か意見を言ったところで 何かが変わるわけではないから そしていつの間にか 「たすけて」 その四文字すら言えなくなっていた 心の中ではずっと叫んでいる なのに現実では 「たすけて」 その四文字が声に出てこない 喉が 「声を出すな」 そう言っている気がしてしまうから だからいつの間にかしっかりと持っているはずの “意見”が言えなくなってしまった。 ____あとがき____ 皆さんはこの小説のようにはなっていませんか? ストレスを溜め込んでいませんか? この小説はボクの心の中を描いたものです。 こんなボクが書いた小説が誰かの心に響くことを祈ります。 2024/07/05 21:13