最高の笑顔
「ねぇねぇ、一緒に遊ぼ?」 君は僕に聞いてきた。 「う、うん。いいよ。」 僕は答えた。 すると、君は、 「やったー!!じゃあ、あそこで遊ぼ!」 はじけるような笑顔で笑った。 その瞬間、僕は君のことが好きになってしまった。 その日から6年の月日が経った。 君には返しても返しきれない恩がある。 1人ぼっちだった僕に話しかけてくれた君。 おばけ屋敷が怖くて入れなかった僕に、「一緒に行こ?」と言ってくれた君。 遠足でこけてしまった僕に手を差し伸べてくれた君。 他にも数えきれないほどある。 今まで心の中にしまっていた思いを、今、君に伝える。 「好きだ。」 君は目を丸くした。 それから言った。 「うん!私も!」 君は笑った。 あの時と同じ、最高の笑顔で。