再開した君との物語
私の名前は青夏 澄夏(あおなつ すみか)!あえて夏を二つにしたらしい。でも私は夏が嫌いだ。暑くて虫が大量にいてほんとに最悪。 「あー!澄夏!」 「え?」 思わず声をあげた。なんでかって?だって、見たことない男子が私の名前を知っていたからだ。 「あの、誰...」 「え?知らないの?莉良(りよ)だよ?」 「え。嘘!!莉良!?見た目全然違うじゃん!どうしたの!?」 そう、莉良、私の幼馴染だった。てかかわりすぎ。 「ねぇねぇ澄夏、人間って可哀想だよね」 「なんで?」 「だっていつかは絶対死んじゃうんだよ?」 「うーんまぁそうね。いつかは...ね」 なぜ急にそんなことを言ったのか分からなかった。 でもなぜそんなことを言ったのか、ちゃんと意味があった。 ー2ヶ月後、莉良は死んだ。癌で。そう、莉良は私と久しぶりに再開したときから癌だったのだ。でもそのときはまだ進行していないときだった。だから会えたのだ。でも最近確かに合う頻度が減った気がする。しかし、それでも莉良は会ってくれていた。体調が悪くても莉良は絶対3日以上は開けずに会ってくれていた。だから違和感を覚えていなかったのだ。私が無理させていたせいで莉良は早死にした。でもなぜか泣かなかった。いや、泣けなかった。だって泣いたら止まらなくなると思ったから。 「澄夏ちゃん これ莉良が」 「え?手紙?」 手紙を渡してくれたのは莉良の母だ。 「っっ.....!!」 紙に雫が落ちる。私は泣いてしまった。 『澄夏へ ずっと隠してた。癌のことを。話したかった。でも話したら澄夏を悲しませると思って話せなかった。そしてついにこの日が来ちゃったんだ。ごめん。 ねぇ、澄夏。久しぶりに会ってどうだった?ビックリした?それとも嬉しかった...?ごめんね。自意識過剰過ぎて。澄夏は、前と変わってないね。相変わらず可愛いよ。 ねぇ澄夏。伝えたいことがあるんだ。 すき 返事は聞けないけど伝えたかったんだ。 あ、今日の空は澄夏みたい。 「空が青くて夏の匂いがして空気が澄んでるよ」 澄夏、ありがとう。 莉良より』 澄夏が手紙を読み終わったとき夏を知らせるそよ風が澄夏の頬をかすめた。 はじめまりるん!(’-’*)♪ はじめて短編小説書いたけど、すごい楽しかった! 感想教えてね!(o・ω・o)