失恋、絶望。そして・・・
僕は失恋した これまで君のことが大好きだった ずっと両想いだった僕ら だが別れは突然やってくる そう「別れよう」と・・・ 僕が君に告白した桜の木の下で言われるなんて 皮肉だね あの時の桜は満開だった けど今は桜は全部散っている 僕らの恋のようだ 僕は哀しみに包まれた でも君は散々悩んでこの行動をとったんだろう 僕らが別れること それが君のためになるのなら 僕は別れるさ そして「さようなら 今までありがとう」 こう言って僕は歩き出した 後ろから涙声で「さようなら・・・忘れないよ」そう聞こえた これで終わった さよならなんだ そう感じながら僕は帰った 家に着いたとき僕は泣いた・・・心のどこかでせき止めていた感情が 全部漏れ出した気がした その日家に両親はいなかった 僕は一人寂しく孤独に泣いた 溢れる涙を止めることは出来なかった・・・ 勉強もできなかった 何をしても楽しくなかった 食事も喉を通らなかった 眠れもしなかった・・・ 僕はもう死んでしまいたかった だから今日は 親友に感謝と別れを告げに 人生最期の高校のつもりで来た そんな時 朝のホームルームで 昨日別れた彼女が ここ北海道から大分県に転校したことを担任から伝えられた! そうか そういう事だったのか だから彼女は別れ際に 「さようなら・・・忘れないよ」と言ったのか・・・ 遠く離れた大分県で 僕と恋をしているのは 会えないし 話せない そんなの あまりにも辛すぎるから あえて彼女は別れたんだ・・・ ありがとう。だけど君の想いを裏切ることになるかもしれない・・・。 【3日後 大分県】 (私はあの人と別れてよかった・・・大分県で恋を続けるには辛すぎるもの・・・うぅ、だけどあの人にもう一度会いたいよぉ・・・) ・・・え?あそこから走ってくるのは・・・まさか・・・ 「俺も・・・俺も大分県に来たぞーっ!俺たち・・・また恋を続けけられるぞーっ!」 「あぁ・・・ありがとう・・・嬉しいよぉ・・・また一緒にいられるよぉ・・・」 そう俺も大分県に転校したんだ! これでまた彼女と一緒にいられる・・・ 親にも感謝しねえとな! そして彼らは7年後、24歳で祝福されながら結婚し、幸せな家庭を築いた・・・ END 初短編小説はいかがだったでしょう よろしければ感想ください