甘酸っぱい恋の風
「あの人と付き合えたらなー・・・なんてね」 学校の裏山でそう呟く彼女の名前は梨沙(りさ)。高校2年生。最近この学校に転校してきた。 そんな梨沙にも、好きな人ができた。 名前は海莉(かいり)。高校2年生の同じクラスだ。でも、彼は人気者だから、こんな私にはかないっこない。 転校早々自己紹介失敗。ましてや、話しかけてくれても、友達になった子がいない。 だから、ほぼ隠キャって言ってもいいよね。でも・・・目で追ってしまう。他に海莉のことが好きな女子はたくさんいる。 いいなぁ。楽しそう。で、でも、一回だけ、話したことはあるの。ハンカチ落としたから、拾ったら、「ありがとう」って満面の笑みで笑いかけてくれた。だけど、クラスの一軍女子に目を付けられたから、もう話しかけられない。 はぁ、重い足を引きずって教室まで移動した。ガラガラッやっぱり海莉に目を向けてしまう。 その時、海莉と目が合った。えっ・・・。どうしよう、正常を保てない。 でも・・・え? カァッ あ、あれ?見間違い?いや、違う。明らかに海莉も顔が赤かった。 どうしよう・・・。 私は、放課後までずっと緊張していた。 よし、帰ろう。今日も一人。なんだか寂しい。 はぁっ。ため息をついていたら、 「あのさ」 この声・・・海莉? 「は、はいっ」やばい、変な声、出ちゃった。 振り向いたら・・・ 顔を真っ赤にさせた、赤ちゃんみたいな海莉がいた。 「ど、どうしたの?私に何か・・・」こんな姿、あの一軍女子に目撃されたらただじゃおかない気がする。 しばらく口をもごもごさせていた海莉が言った。 「す・・・」 す?すってなんだろう。 「?」 「あの・・・ずっと前から好きでした。付き合ってください!」 「え、嘘・・・」何かのドッキリじゃ・・・ あ、とりあえず返事しなきゃ! 「わ、私も好きでした」 「!」 にこっ 私たちは笑い合った。 この日、今初めて甘酸っぱい恋の風が吹いた。 こんにちは!はっぱっぱーです!どうでしたか?文章苦手なので上手くできなかったけど、たくさん感想聞かせてくれると嬉しいです!それじゃあ、バイバイ!