婚約届の手紙
私は桜美羽(さくらみう)。小さい頃の記憶だと… 「桜!」 「優汰くん。」 スッ 「これに名前書いて!そしたら俺たち、将来結婚しよ!」 ぱあっ 「優汰くんと結婚できるの!?」 ニッ 「する!桜、迎えに行くから待ってて!」 家が隣だった宮木優汰(みやきゆうた)くんはそういって引っ越していったなあ。 ~それから10年後・家にて~ ピンポーン 「えっ。」 たっ 「はぁい!今出まーすっ!」 ガチャッ 「!」 がばっ 「わ!?ちょ、なんですか!」 バッ 「桜…!!俺、優汰!覚えてる!?迎えに来たんだよ!」 「え。覚えてる、けど…ほんとに優汰くん?」 「ああ!」 「…だいぶ変わったね。なんか、やんちゃっぽくなったね。ヤンキーみたいな…。」 「そうか…、こういう俺は嫌いか?」 しゅん 「き、嫌いじゃないけど。苦手?かな。」 ガーン 「あ、美羽!」 たっ 「おはよーうっ!!」 ガバッ 「!?」 「今日もかわちーっ!ファッションセンス良!」 ぎゅ 「今日も好きー!」 「ハイ、ありがとねー。」 ヒョイッ 「おわ。」 「誰かさんオハヨー。」 ぽいっ 「…優汰くん?何してんの。」 「あいつ桜の彼氏?」 「違う、いとこ。なんか好き好き言ってくるだけ。私は優汰くんが好き、だし。」 キュン 「かわい…。」 「なんか言った?」 「んーん。てか明日でもう結婚できるね。楽しみ!」 「覚えてくれてたんだ、誕生日!」 「桜の未来の旦那だし!!」 「…今気づいたけどその髪どしたの…?」 「桜に苦手って言われたから染めた。それとチャリ通にした。」 「チャリじゃなかったんだ…。」 「ねえ優汰くん。結婚できないかも。ちょっと私には重いっていうか。」 「は?今更、何言ってんの。」 ビリッ 「迷惑なの!!」 だっ 私は馬鹿だ。なんで、こんなこと…。 ~翌日・休み時間~ あ、優汰くん。謝りに行こうかな。今更かな。 「優汰何してんの?てかそれ何。」 「んー…俺の宝物、かな。」 昔、名前を書いた紙。ずっと大切にしてたの…?_ カキカキカキ これでよし! 「優汰くん!!」 「!」 くるっ 「さく…」 トサッ 「ら…、なにこれ。」 「いいから開いてっ!」 がさがさ 「っ!」 『その紙飛行機は、婚約届だった。これが自分のできる精一杯の、自分の愛を伝えることだと思った美羽であった。』 「やっぱり桜最高!」 「「大好きっ!!!!!!!」」 こんゆめ~!#ゆめるな.です!恋愛小説、初挑戦しました!!それではおつゆめ~!