友達からの『アルビドゥス』
私は小春。今、友達の美桜と一緒に家に帰っている。 私「もうそろそろ家だ。またね!美桜!」 美桜「・・・ちょっと待って!」 私「えっ急にどうしたの?」 美桜「この花あげる!」 私「何この花?なんていう花?」 美桜「アルビドゥス!紫色が綺麗でしょ!・・・ごめん急に引き留めてバイバイ!」 私「アルビドゥスだっけ?初めて聞いた名前だなーにしても綺麗!家に帰って早速部屋に飾るぞ!」 カチャ 私「ただいまー。お母さん!美桜からアルビドゥスっていう花をもらった!」 お母さん「あら綺麗ね。明日お礼言わなきゃ」 私は部屋に行ってアルビドゥスを飾った。 明日になった。朝の集会で悲しいお知らせがあった。 校長「藤原美桜さんが、昨日亡くなりました。皆さん忘れないように・・・」 私「ええっ!美桜が美桜が死んじゃった。ずっと友達だった・・・」いつの間にか涙が頬を伝う。 今日の授業は集中も出来なかった。 家に帰ってお母さんにこのことを伝えた。 お母さん「美桜ちゃんが?!明日美桜ちゃんのお母さんのところに行かなきゃ!」 そんなお母さんの言葉を無視して部屋に入った アルビドゥスに手紙が引っ掛かっているのにやっと気がついた。 ーーーーーーーーーーー 小春へ 私、小春に伝えたい事があったの。それは病気で余命申告された事。余命は1週間。伝えたかったけど怖かったから伝えられなかった。ごめんね、忘れないでね。 美桜より ーーーーーーーーーーー この手紙を読んで、私は泣いた思い切り泣いた。一生の涙を出したくらいに周りは涙で濡れた。 私は天国にいる美桜に一本の花を贈ろうとした。その花はシザンサス。 そのシザンサスを持って私はベランダから美桜の後を追った。 解説 アルビドゥスの花言葉は「明日私は死ぬだろう」だから美桜が贈った次の日に死んだという事です。そしてシザンサスの花言葉は「ずっと一緒」だからずっと天国で一緒に過ごそうねという願いでベランダでシザンサスを持って自殺した。