告白の仕方 ー紅に変えてー
今日、私は告白する。ーー予定だ。 「やっほー、綾人(あやと)。さて、私は今日何が変わったでしょーかっ」 仲の良い綾人に私は難題を押し付ける。 「あっわかった」 どうせ答えられないでしょ。そう予想する私の考えは一瞬にして砕けた。 「ネイルと、新しい服だろ?あとは、あっピアス。それと、ヘアアクセサリーだ」 めっちゃ見つけるじゃん。 「正解!…だけど、もう一つありまーす」 「えっ」 綾人は考えてから、そしてギブアップした。 「わかんない。答えは?」 私は彼のネクタイを引っ張って自分の唇から彼の唇に触れた。 「正解は、口紅を薄い赤から紅に変えたんだよ」 「な…」 「ねえ、綾人。私ね、綾人が好き」 「…俺も」 彼はぼそっと呟いた。 私の口紅がほんのり付いた顔を赤くして。 ーーーーーーー 口紅の色は「薄い赤」から「紅」になってます 気持ちが深くなったということです…