これで一生の 「「さようなら」」
私がトイレから出ると眼の前にお父さんが立っていて、「ばっ!」と驚かしてきた。 「どう?驚いた?」といたずらっぽく笑う。「こんなので驚くわけないじゃん。私このあと友達と遊ぶ約束があるから。」そう言ってすぐさまお父さんに背を向けた。その瞬間涙があふれかえり、その顔をお父さんに見られて心配されたくない気持ちと、このままここに立っていると”ある”欲望に負けてしまいそうで、廊下をがむしゃらに走った。 実際私のお父さんは夏休みに入る直前に交通事故で亡くなっていた。今私の眼の前に現れたのはきっと、お父さんの幽霊だろう。 本当だったらお父さんに抱きついて、夏休みの作文で賞を取ったことや、運動会の徒競走で1位を取ったことなど、話したいことが沢山あった。でも、そうすると、きっと私はお父さんと別れられなくなるだろう。「行かないで、ずっと私と一緒にいて」そう泣き叫ぶだろう。 私がそんなことをしたら、お父さんに迷惑をかけてしまう。大好きなお父さんに迷惑をかけてしまうのは絶対にいやだった。 だから「お父さんと一緒にいたい」という欲望を我慢して、あの場でわざとそっけなくお父さんに接した。 これで一生の 「「さようなら」」 あとがき ラフっていいます(^O^)/ 私はこういうちょびっと悲しくて、切ないお話しがとっても大好きです!! 今回のお話しは短めだけど許してください(*´∀`*) それではさようなら\(^o^)/