君への最後のメッセージ
ちゃんと、届くだろうか? 今日、私は卒業する。 だから親の仕事の事情で、遠くに住んでる友達に 手紙を送る。 その友達の名前は、志保ちゃん。 私の大切な人の一人。 きっかけはいじめられていた 私を助けてくれてから仲良くなった。 志保ちゃんが遠くにいってから、 私は毎月志保ちゃんに手紙を出している。 ……よし!ポストに入れた。 「ちゃんと届きますように」 私は涙を流しながらそう言った。 ───────────────── 「あ!届いてる。」 うちは喜びながら、届いた封筒の中から 紙を出して読んだ。 ─志保ちゃんへ 元気かな?私は元気だよ! わたしの学校ではこの前卒業式があってね。 それで、今は春休みなの 志保ちゃんのところはどうかな? もう中学生になるのかぁ… 志保ちゃんと遊んだ日が懐かしいよ もう会えないかもしれないけど大好きだよ! 私は卒業式もあったし、飛ぼうと思います! お手紙のお返事はいらないよ! 菜々より え?お返事がいらない? それだったらお手紙で通じ合えないじゃないか まぁ言われたことだし、そうしよう。 また来月を楽しみにしとこう。 ──それから何ヶ月もたった。 菜々からの手紙はあの手紙が届いてから 1通も来ない。 嫌われたのだろうか… 何かしらの事情があったのだろうか… 「あっ…」 うちは、あのメッセージの意味がわかった。 もう来ないんだと………ね