短編小説みんなの答え:3

【賭け】

ーー今から始まるんだ。 ドッチボールが!! チーム分けは何と男子対女子。 女子はみんな逃げ専だ。 「奏!勝敗はあんたにかかってるから!!」 「おーす!」 私が奏。ドッチボールめっちゃ好き。 なんなら投げ専&逃げ専の両立型です。 男子の声が聞こえる。 「もう、奏当てれば勝ちでしょ笑」 「これは絶対勝てるわ笑」 ムカつくなぁ…!!そして、ある提案をした。 「ねえ、【賭け】しない?」 「は?」 「あんた達男子が勝ったら女子にお願いを叶えてもらう。女子が勝ったら男子にお願いを叶えてもらう…。どう?」 「…へっ、乗ったぜ。後から無しにしろなんて言うなよ?」 「それはこっちの台詞よ。」 ーー始まる… 先攻は女子。 私がボールを投げた。 男子を1人当てた。女子も当てられて、また当て返して…。 そんな戦いが続いた。 そして、女子男子共に1人づつになった。 女子は私。男子は龍斗。 ボールは私が持ってる。 勢いよく投げたボールが龍斗に迫るが、無敵の盾のようにパシッと勢いをおさめてキャッチされた。 次は投げられたが、大丈夫。 キャッチできたから。 でも、力的には龍斗の方が強い。 このままじゃ…負ける。 すると、外野から女子の声が聞こえた。 「奏!日頃の怒りをパワーに変えろ!!」 そうだ。下ネタを言いまくること。女子にちょっかいかけること。些細なことで先生に報告すること…。他にも沢山。 怒りがマックスに達した私は、今までより強いボールを投げた。 その気迫に驚いたのか、龍斗はボールに当たった。 勝った!勝ったよ!! 女子から歓声があがる。 「ちっ、負けたぜ。」 「願い事は?」 「奏が決めていいよ!!」 女子がそういうもんだから、言った。 「迷惑をかけないで。」 「…は?」 「下ネタ言ったり、ちょっかいかけたり。超迷惑。それがかっこいいとでも思ってんの?」 男子は流石に懲りたようで、それを素直に受け入れた。 それから、男女仲が深まりより良いスクールライフが送れるのであった…!

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