記憶の中の人。(恋愛?)
『ーーーー…』 「…? う、朝…?」 時計をみると午前2時。真夜中だ。 『なんか聞こえた気がしたんだが…。』 今日は一段と空が綺麗だと思った。 「綺麗ね。」 「!?!!?」 隣から声がした。 振り向くと、彼女がいた。 驚きで声がでない。 驚喜で目が離せない。 「な、んで、、?」 だってアイツは。 返事の代わりに彼女はにこりと微笑む。 去年亡くなった、俺の世界で一番大切な人。 それから、どのくらい時間がたっただろう。 「もう行くね。次はもっと早く来るから。もっと一緒にいよう?」 「ああ…。」 次…。ふと悪い考えが頭をよぎる。 「死にたいなんて、思っちゃだめだよ?」 「いっぱいの、たくさんのお土産話を待ってるからね。」 「ああ、、!約束する。」 俺は力強くうなずいた。 今日は8月16日。 月遅れの盆、最終日。 他の人たちは帰るときだろうに。 行って、帰って、せわしいやつだ。 ぼんやり余韻に浸る 「そういや、まったりしてたなぁ…、アイツ。」 俺は夜空をみて微笑んだ。 星がひとつ、キラリと笑った気がした。