君を一人にさせない
君はもう何日学校を休んだだろうね。君の家族は『学校を休みたがってる』と言っているけど違うだろう? 君と行った夏祭りで「また明日、学校で」と笑顔で言っていたじゃないか。わからなかったよ、君が休む理由が こんなことを毎日考えているととっくに日が暮れて夜になってしまったんだ。 君がいないと学校はこんなにもつまらないんだね。君は僕にとってこんなにも大切だったなんて、ずっと一緒にいたのにわからなかったよ 君のことが好きなんだと自覚した次の日君の家族が病院に向かっている姿を見たんだ。 僕はご家族の後をつけてしまったんだ。そしたら君の名字[梨泰」という札がかかった病室を見つけてしまったんだ。 でも僕は後悔してはいないよ。澄玲の病室を見つけたことを 毎日ここに通おうと思ったんだ。これで毎日澄玲に会えると思ったから。 でも現実は甘くないんだね。澄玲は息を引き取った。僕が初めて病室に行った日の夜に一人で。 僕は毎日、澄玲のお墓に行って今日起きた出来事を話すよ。 もう君が一人ぼっちにならないように