花言葉
寒い、冬。まだ、11月だけど。 手がかじかむ。 けど、もうすぐ春だから。 今年も、咲くはず、ワスレナグサの花が。 貴方は、ワスレナグサをくれたね。 私が、小学3年生の頃。 くれたら、いなくなっちゃった。 引っ越したみたい。 花言葉は「私を忘れないで」 忘れる訳、ない。 今は、高校生。 貴方に会いたい。 そう思ってた頃だった。 家のポストを覗くと、手紙があった。 「凪…からだ。」 凪、そう。ワスレナグサをくれた人。 ほんのりピンクがかった、白い色封筒。 その中には、ワスレナグサの押し花のしおり。 それと、ネリネという花だった。 絶望した。ワスレナグサを見た瞬間、もう一生会えないと、そう思った。 封筒の中を、ふと覗いてみた。 すると、小さな手紙があった。 見ると、こう書いていた。 「ワスレナグサは、別れと言う意味だけじゃなくて、真実の愛という意味もある。ネリネは、また会う日を楽しみに。」 そしてこう綴られていた。 「12/28、こちらに戻ってきます。是非、会いたいです。」と… 12/28 場所は、ワスレナグサが咲く野原。 まだ、咲いてない。 前を見た。 男の子と目が合った。目が、熱くなった。 「凪…!!」 そう言うと、その男の子は、泣きそうな、嬉しそうな顔で微笑んだ。 「久しぶり…!会いたかったよ…」