最愛のfriend
私の名前は日比野芽々(ひびの めめ)。私は病気だ。ベットという鎖に縛られた患者。薬という名の食事が与えられる囚人。そして、『誰も会ってくれない』というこの上ない辛さの刑務作業。そんな日々にうんざりしてたある日、私の病室に人が入ってきた。私がいる病室には、他にも入院してる同い年くらいの子が数人入っている。誰かの知り合いだろうか…? 『アッ!!みつけた!!』 「…?えっ…私!?」 『そうだよ!はじめまして!』 「…?えっ…えっ…誰…??」 『わたしー?わたしはアナタの友達の…』 『…名前、ないや』 「え?えっと…名前ないの…?」 『うん!んー、名無しだからナナって呼んで!』 「…えっと、ナナさんは…なぜこの病院に?」 医者や看護師以外の人と話したのは久しぶりだ。 『アナタが助けを求めてたから来たよ!!そうだ、これ、見て!』 その名無しの子…ナナは、私と同じ歳だという。ナナが見せてくれたのは私の好きなアニメ・『Midnight』のガチャガチャで引いたというグッズを見せてくれた。趣味も、好きなものも、歳も一緒。不思議な子だった。その日から、ナナは私にほとんど毎日会いに来てくれて、話すようになった。最初は疑問に思っていたナナの家族関係や、なぜここに居るのか、ということも、次第に夜の闇に溶けて言った。辛い薬や治療も、ナナのお陰で耐えられた。 <…ねぇ、日比野さん、最近よく喋るよね。> 「…え?いやだって、ナナがいるから…」 <…ナナ…。へぇ…そっか。ごめんね。> なんだったんだろう。そう思いながら、首を傾げると、横から声が聞こえる。 『芽々っ!一緒にあそぼ?』 ナナったら…。ふふっ。 「いいよ!遊ぼう。今日は…しりとりでもしよっか!」 <…やっぱり日比野さん変だよ。ナナって誰…?> {やっぱりそう思うよね。だって、私が病室にいる間…} {誰も日比野さんにお見舞いには来なかったのだから。} いかがだったでしょうか? カギカッコの形でキャラが違います!↓↓ 芽々⇒「」 ナナ⇒『』 病室の子A⇒<> 病院の子B⇒{} ご感想お待ちしております!