さぁ、問いかけて…答えはあなたの中にある。 感想ください!
さぁ、問いかけて...答えはあなたの中にある 私、青木心音は昔から、自分がしようと思ったことをない。けれどある時から私の中の何かが変わった。今日はその時の話をしようと思う。 「あ....」目の前でクラスメイトが筆箱を落とす。おうと思い、私は止まる。迷惑じやない...?大丈夫かな....そっと相手を伺うと、さっと筆箱を拾って、行ってしまった。 「はあ....」後悔を胸に、私はその場を去った。 お昼。私は屋上で友達を待っていた。「こっこね!どしたん?気ない?」明るい元気な友達、伊藤麻衣ちゃんがお弁当箱を持って隣の座り込む。「あっ、うん....」麻衣ちゃんは優しくて、面白くて、誰かのヘルプにいち早く気づく。私の憧れ。「また...また...助けられなかった...」静かにつぶやくと、「そっかぁ..」おかしそうに笑って、小さなチョコを私に差し出す。「ありがと...」お礼を言って受け取ると、麻衣ちゃんは自信たっぷりに頷く。「私も中学ん時そんな感じだった。」高校で知り合った麻衣ちゃんは、中学のことをあまり教えてくれなかった。「うん....」私はそっと頷いて続きを促す。 「あっ、いま、こうしなきゃ、って思っても、流される。あっ、助けなきゃ、って思っても、行動出来ない」私は思わずうんうんと頷く。「でもさ、それって行動出来ないって言うけどさ、しないんだよ。しようとしない。」ずん、と心にのしかかる重い言葉が私を暗い気持ちにする。私が本当に行動を起こしたことはあった?ううん、ない。心のどこかで無理って思ってる。「だからそういう時は、自分に聞いてみるの。」いつもと違う落ち着いた口調で話す麻衣ちゃんに、私は引き込まれる。「心の中に、本当に正しいのは、なに?って」「心...?」思ってもみない言葉に、私は驚く。「心はわかってる。体が言う事聞かないんだよねー」いつもの口調に戻って、麻衣ちゃんは私を優しく、強く見つめる。「聞いてごらん。」