短編小説みんなの答え:2

君は私を見てくれる

私は日下江里乃。高2。私は昔から友達に「しっかり者、頼りになる」と言われてきた。しかし、反対に「気が強い、怖い」とも言われてきた。私は正しいことは正しいと間違ってることは間違ってる度すぐに口にし、言いたいこともはっきりと口にする。ただ、人をまとめることは私の特技でもあって中学では生徒会長、高校でも学級委員と生徒会副会長を務めている。私が高校で新しくできた友達は私とまるで正反対の性格の青葉という女の子。いつも人に流されているような気がするし、嫌なこと一つ言わないほんわかした子だ。そんな青葉に性格が正反対の私は時々、イライラすることがある。予定があっても「友達が楽しそうだから」という理由で友達の誘いを受け取ってしまう、「どっちがいい?」と聞かれても「どっちでもいいよ」も答える。そんな青葉にしっかりしてほしくて時折私は「青葉もはっきり言いなよ」とついキツく言ってしまう。青葉は少し困ったような顔をするも何も言わない。けれど、ほんわかした青葉は男子からも人気があるみたいで先月も3回告白されたとか。その全員と付き合ってもすぐに「合わなかったみたい」と別れの報告をもらう。付き合って振った男子は「青葉が何を考えているのか分からない」と言っていた。しかし、私は告白されても「想像と違う、怖い」と言われ振られる。告白の回数が多い私は逆に振られた回数も多い。そんなある日、放課後、私が生徒会室で仕事をしていると幼馴染の陽斗が生徒会室を訪ねてきた。「あ、江里乃。ここにいたんだ」と笑顔で言ってくる。けれど、私はつい癖で「こんなとこに何しに来たの、陽斗。陽斗は生徒会員じゃないでしょ、出っててよ」と言ってしまう。どうして私はこうなんだろう。けれど、陽斗は生徒会室から出るどころか私に近寄ってきた。そして、いきなり私の手を取った。驚きに私は思わず固まっていると「、、、好きだ!江里乃」、、また告白。でも、私はすぐに振られる。そう思ったら言葉は止まらなくて。「は?何いってんの、陽斗。私みたいな怖い女と付き合っても楽しくないよ。嫌がらせ?あんたまでそんなことやめてよね」ときつく言ってしまう。でも陽斗は違う、違うと頭を振った。「俺は江里乃の強すぎるくらい素直でしっかりしてるところが好きなんだ」と真っ赤な顔で言う。「ずっと好きだったんだ。だから俺と付き合って」そう言われたら私はなんだか断れなくて彼の手を握り返した。―――――――一年後。私たちはあの日以来、学校最高のカップルだと言われているほど仲が良い。こんなに長く私を愛してくれる人は素の私を愛してくれる人は他にいないだろう。彼が私を好きと言ってくれたように私も彼が好き。陽斗は私が「部活ばかりじゃだめ、忘れ物もしない!」と怒ると嬉しそうな顔をして「やっぱり俺の大好きな江里乃だ」と言うのだ。陽斗はチャンと私を見ていてくれる。そんな彼が私は大好きです。

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