日本人形
「わぁ~可愛いお人形!ママー!これ買って!」 「え...えぇ...分かったわ。りん...こっちじゃなくていいの?」 「うん!これがいい!」 「分かったわ。」 リサイクルショップでこの日本人形を買ってもらってから数日、変なことが起きてる。けど、可愛いからOK! ○o。. ある時、人形を撫でていたとき人形が手を噛んできたの。とても痛かった!怖くなって最近人形をほったらかしにしてる。 ○o。. プルルルプルルル... 「はい!」 「...ボ」 「え?何ですか?」 「...ソ-ボ」 「いたずら電話なら切りますよ!」 「アーソーボアーソーボアソボあそぼあそぼあそぼ」 「キ...キャアアアア!!」 ブチッ ハァ、ハァ、ハァ、な...なんなの?今の電話は...。 私は恐る恐る着信履歴を見た。でも、最新の着信は一昨日の午前10時だ。 人形のせいかと思い、私は人形に布を被せクローゼットの奥深くにしまった。 ○o。. その夜暑かったため、水を飲もうと起きたときだった。 ゴトンッ クローゼットから音がした。ビックリした私はそのまま眠りについた...が、 ヒタ...ヒタ...ヒタ... なにかが来る!と思った私は布団を頭から被った。でも、その音は鳴り止むことなく、自分の方へ近づいてくる。 ヒタ... 「りんちゃーん、アーソーボ-。どこにいるの?リンチャンリンチャンリンチャン!!!アソボアソボアソボアソボ!!あ、ふふ。ここの上かぁ。りーんーちゃーん。」 「みーつけた...」 「イヤアアアア!!!!!」 その見た目はかつて粗末に扱われていたかのような見た目だった。ボロボロの髪に割れた顔、今にも飛び出しそうな目。そして前着ていたのか、見たことのないボロボロの着物。 「ごめんなさい!ごめんなさい!もう粗末に扱いませんからー!!だからもうやめて!!」 すぅ... 消えた...。良かった...。 その瞬間私は意識を失いかけた。が、なにか聞こえてくる気がする。 ○o。. りーんーちゃーん♪ずぅっといっしょ♪はーなさーない♪しんでもいっしょ♪なかよしこよし♪だれになにをいおうとりんちゃんはわたしのものー♪だーいすき♪こんどはりんちゃんが ソマツニアツカワレルバンダヨ...ズット...ズット...ハナサナインダカラ ○o。. 「もう、こんなに部屋を散らかして。あら?こんな人形、あの子持ってたかしら?そういえばあの子、どこ行ったのかしら?」 ○o。. みなさんの部屋にも粗末に扱っている人形はありませんか?気をつけてください。人形は何を考えているかわかりませんから。え?生き物じゃないって?わかりませんよ。世の中には呪物がたくさん存在しますからね。それではまた会いましょう。こ...の、キズ...ナン...デ.. ○o。.