ジロー
「ジロー、どこなのーー?」 私はまだ小学生。父も母も亡くなってしまったので おばあちゃんと私の元々の家で飼っていた柴犬(ジロー)の 3人で暮らしていた。 ある日ジローを抱っこして散歩してら 目の前に丸々と太った猫が居た。 ジローが気がついてワンワンと吠えた。 その猫が逃げようとした瞬間、 抱っこしていたジローが暴れて降ろしてしまった。 ジローが猫を追いかけて行った。 「ジ、ジロー!!待ってよー!!!」 ジローは、ちっとも聞かない。 「ねぇ、ジローー!!」 私はジローを追いかけてながら言った。 おばあちゃんは今日友達と夜遅くまでお出かけ。 疲れて止まっている間にもうジローは見えなくなっていた。 「ジロー、、、、どうしよう」 私は近所の人にジローを見つけたら教えてくださいとお願いした。 私は探せる所まで探した。 「もう、ジロー、、、、」 私の目からは涙が止まらなかった。 「ジローーーーーーー!!!」 私の声が大きな空に響いた。 私は家に帰らないでジローを探しまわった。 夕方になった。 私の靴は走りすぎて泥だらけ。 「もう、、、、、駄目だ、、、、、」 私は道路に飛び出した。 私は亡くなった。 道路に飛び出して車に轢かれて。 数日後 私が書いた〝ジローを探して下さい”という紙には 見つかりましたというシールが貼られた。 ジローは無事だったという。 私は飛びさしてなければまたジローと再開できたのかもしれない。 私はとてもとても後悔した。 ジロー、おばあちゃんごめんね。