俺が守る
私は長谷川美紅(はせがわみく)。高2。今日は私の彼氏、坂東蓮太(ばんどうれんた)くんとカフェに来た。このカフェは今女の子に人気のオシャレなカフェ。私のリクエストに蓮太くんはついてきてくれた。店の中に入るとやっぱり中は女の子だらけ。その中には数人カップルで来ている人もいるけどホント2組くらいしかいない。私たちは窓際の日が当たる席に座り、パフェを注文した。900円超えの少し高いパフェだったけど蓮太くんは奢ると頑なに言ってきたから私は有り難く奢ってもらうことにした。パフェが来るまでの時間、蓮太くんがドリンクを取りに行ってると突然私の前に同い年くらいの男子3人が現れた。髪も染めてるしピアスもしてる。、不良?「ねえねえ、君めっちゃ可愛いよね!」「俺たちとデ―トしようよ~!」戸惑っている私をよそに男子の1人が私の肩を掴んできた。「さっきの男、ただのダチだろー、彼氏とかじゃないよな」声はチャラついているけど顔は獲物を捉える獣みたいで怖かった。肩に乗せられている手を振り飛ばしたい。でもそんなことしたら返り討ちに合うかも。誰か助けて――――――――!ぎゅっと目をつぶっていると男子の背後から険しい声が聞こえてきた。「おい」「あ?」その声に男子3人組が振り向く。そこには蓮太くんがいて男子たちを睨んでいた。「誰だよ、アンタら。美紅は俺のものだ。勝手に触んな」でも、男子たちは謝るどころか「美紅ちゃんていうのか、可愛いね~」と私の方をまた振り返る。だけどその途端に私の目の前にいた男子は私の視界から居なくなった。そのかわりに蓮太くんが私に背を向けて立っていた。「わりぃけど俺は彼女とのデ―トを邪魔されるのは嫌いなんだよ、下がれ」蓮太くんは男子たちに向けてそう言った。、、、かっこいい。なんでそこまで私を。蓮太くんの鋭い視線に圧されたのか「彼氏いるんだったら初めから言えよ!」と私を睨んで走り去って行った。涙を流して震えている私を蓮太くんは抱きしめてくれた。「ごめんな美紅。でも安心しろ。美紅は絶対に俺が守る」その一言に私はまた涙を流した。