星の世界
ずっと、 暗闇の中だった。 自分が何なのかわからなかった。 ひどく、虚ろだった。 周りには、静寂と空虚が立ち込めていた。 冷たい灰色の星の上。 気づいたら、青い星の上に落ちていた。 どこへ行くでもなく、ただ彷徨っていた。 自問自答をぼんやりと繰り返していた。 「君は…誰なの?」 「誰_?」 誰かの声が聞こえた。 目の前に、茶色い瞳の少女が映った。 「君は誰?どこから来たの?」 分からない。 目の前の少女がほほえむ。 そうだ、これは__ニンゲン。人間の言葉___ 人間_? 何で、知っているんだろう。 茶色い瞳の少女が手を差し出す。 少女の手を取る。 少女と一緒に、歩き出す。 美しい、星の世界を。