短編小説みんなの答え:2

超能力

私は綾乃(あやの)、ある超能力が使える。それは未来予知。メリットはいつ使うかが制御できる、デメリットは“1分までしか予知できない” でも、そのデメリットが効いたことはない。 絵梨花(えりか)に誘われた。「ねぇねぇ綾乃、一緒に帰らない?」 私は「先生に提出しないといけないものがあるから今日はちょっと…」といい、断った。 ことわてよかったのか?と思ったが、まあどうでもよかった。 先生に宿題を提出しようと職員室まで階段を駆け降りている途中、耳がピクピク動いた。予知のサインだ。 見ると、そこにはとんでもないものが写っていた。絵梨花が倒れている。頭から血を流しながら。 「え…1分でそこまで…?」いけるはずがなかった。けれど、体が勝手に動いていた。 残り20秒、後大体200 m。 1秒前。なんとかたどり着いた。 「絵梨…」 キキィィーーー 間に合わなかった。わかっていたのに。 死んではいなかった。意識不明。 私はもう高3。進路を決めないと。 「大学に進学し、医者になる。」そう決めた。 数年後 絵梨花はまだ目を覚まさない。 そんな時、同級生の浩人(ひろと)が絵梨花の病室に遊びに来た。 「よっ!眠れる少女!」「何言ってんのwwwwww」 そんな会話の中に入るかのように、絵梨花はこっちを向き、静かに微笑んでいた。 超能力のデメリットが見えた気がしたが、そんなことなど感じ取れなかった。

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