最期。
僕知っている。 私は誰にも言ってない。なのに。 ーそれはただの奇跡だったのかもしれない。 僕はケンタ。中3。受験期。もちろん恋愛をする暇はない。勉強。勉強。勉強… 頭はいつでも勉強のことばかり。 …でも、僕には気になっている人がいる。 同じクラスのアヤカさん。 あの子は体があまり強いほうではない。学校にも最近は来れていない。 「僕は…知ってるんだ。 アヤカさんのことを。」 そう小さな声でぽつりと呟いた。 誰にも届かぬ声だろう。でも、構わない。 私はアヤカ。中3。受験期。でも、私は余命宣告をされているんだ。 死ぬことが怖い。いっそもう死んでしまいたい。 …でも、私には気になっている…人がいる。 同じクラスのケンタくん。 私の話を昔からよく聞いてくれてる。優しくて、勉強できて…おっちょこちょいで。 「さすがに…言わなきゃかな…」 そう小さな声で…繊細な声でささやく。 いつしか消えてしまいそうな声であった。 ー私は、余命宣告をされている。 ー僕は、知っている。 僕らは。私たちは。 「「いつになったらこのモヤモヤは晴れるのだろうか。」」 ー1年後 僕はアヤカさんの病室に来た。花をもって。 アヤカさんは…もう…。 わかっている。わかっているけど 心のどこかで後悔という気持ちがあるのかもしれない。 私は半年前に死んじゃったんだ。今は天国。 ケンタくんに結局伝えられなかったなぁ… 心のどこかで孤独さと後悔という気持ちがあるのかもしれない。 「「いつか。また逢えたなら。」」 最期。僕は…私は…貴方を愛したかった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー はじめての短編小説でした!ずっと挑戦してみたくてすっごい勉強しました…!! 感想お待ちしております!!!