メイドさんは恋してる
「おかえりなさいませご主人様!」私は、メイド喫茶にて働いている1人のメイドだ。この声と共に、接客がはじまる。しょーじきめちゃはずい。「もえもえきゅん!」なんてした日には寝込むくらい。じゃあなんでやってんだよとはなるが、これには深いわけがある。 ー遡ること3週間前ー 「ほんっとーにおねがい!!!」 友達が夏休みの間、遠い田舎に帰るから、バイトの補欠に行って欲しいとのこと。 「まぁいいけど。」 まだ、なんのバイトか知らされていなかったため、OKをだしてしまった。 「ありがとう!!夏休み始まったら、バイト先教えるね(^^)」このときの友達の悪い笑みを見逃してしまったのが、一生の悔いとなるだろう。 「あ”ぁ”ー」 「メイドさんがなんて声だしてんの」 「ひゃあっ!」 この人はバイトの先輩だ。私は女で、先輩も女。でも、この先輩に片思い中である。 「そろそろ夏休みも終わりだね。バイトどうだった?」「めっちゃ恥ずかったです‥」 「ま、そーだよねぇ」なんて会話してるが、夏休みが終わる前に、先輩に告白したい。今か!?今なんか!?うーん…よし… 行くか。「先輩!あの!」「ん?」「夏休み終わる前に伝えたかったこと!伝えます!」 「好きです!夏休みの間だけでいいんで、付き合ってください!」先輩は驚きながら顔を赤らめた。「よろしくおねがいします…!」 「いいんですか!?」「うん、先に言わせちゃってごめんね。」「へぁ!?」ということは、すっすすっす好きだったの!?先輩が!?私を!?じゃあといわんばかりの顔をして先輩は、こう言った。 「今度はこっちからね…」 "チュッ" 「んっ…」キスされてる!?嬉しすぎる! 「ぷはっ!」先輩は恥ずかしがりながら、「夏休み、終わっても付き合ってくれる?」「っ!はい!」こんな幸せなことあるかな?先輩、好きです。ずっとずっと…