ずっと練習してたから。
青く澄んだ空を見て、思わずため息が出た。 隣からクスクスと笑い声が聞こえた。 「あっ!私のため息聞いて笑ってるんでしょ!」 私が怒鳴った。怒ったってより、小馬鹿にされたことによって、少しふてくされた感じだ。 「だってさ、空きれいだなぁーってため息はくなんてなんかちょっとおじさんみたい。ふふっ。」 お腹を支えて笑うカレ。 私はずっとあなたの片思い。 いつか君と一緒に付き合える日をずっと待っているの。 いつ告白されてもいいように、毎晩ずっと練習中だよ。 カレが言った。 「◯◯はさ、そんなに空がすきなの?」 「そうだけど、、、、小馬鹿にするつもり?」 「そんなことないよ。」 カレがなんだか嬉しそうに微笑んでいる。 何?何がおかしいの?私の対応が冷たかったの? そう思っていたらカレから不思議な言葉が出た。 「僕のことも好きかい?」 「へっ!」 驚いて変な声が出た。 とっさに口元をおさえた。 「僕と付き合ってください!!」 昼頃の二人だけの教室。二人の特別な時間。 やっぱり心の準備はまだだよぉ。 でもずっと練習してたから。 声が裏返りそうになるのを一生懸命我慢しながら言った。 「私で良ければ。」