音
ずっとうるさかった 罵声、悲鳴に鳴き声、何かと何かがぶつかる音 うるさくて心地悪くて・・・ だからずっと耳をふさいでたんだ ずっとずっと でも心のどこかではきっと期待していた 心地の良い音が聴けることを・・・もしかしたら君の声を 耳から手をはずそうと 思ったときもあった でもよみがえってまたまとわりついてくる 幻聴に結局おびえてしまう 僕は怖かった このまま手で耳をふさげば大丈夫だ そう自分に言い聞かせーーーーー ???? ・・・・っ!? 君は僕に手を差し伸べた 僕はその手をとろうとーーーーー 無理だ やっぱりだめだ 自分の弱さに涙が出てくる そんな僕を君はきっと優しい声で何か言ってくれた 気づいたら僕は耳から手をおろしていた