2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、勉強は好きか、受験はする予定か、1日ごとの家での勉強時間はどのくらいかなどについてのアンケートを実施し、2,042人から回答を得ました。
勉強が好きな小中学生は55%で、半数を超える結果となりました。小中学生別に見ると、小学生は59%、中学生は46%でした。
好きな教科は小中学生で結果が異なり、小学生は「算数・数学」、中学生は「英語・外国語活動」が第1位となりました。「英語・外国語活動」は小学生では最下位だったため、中学生になると関心が高まる傾向があることがわかります
小学生で中学受験をする予定の人は37%でした。最も多い理由は「いきたい学校があるから」という回答が65%と半数以上を占めています。「おうちの人のすすめ」という人もいましたが、既に将来の目標が決まっている人や、自分の意志で学校を決める人も珍しくないようです。
■「勉強・受験」に関する調査レポート
■調査結果
「勉強が好き」と答えた小中学生は、「どちらかと言えば好き」という回答も合わせると全体の55%でした。小学生で「好き」と答えた人は27%ですが、中学生で「好き」と答えた人は15%と小学生より少ない結果になっています。
一番好きな教科は、全体では「国語」「算数・数学」「社会」が同率の1位でした。
小学生は「英語・外国語活動」が11%で最下位だったのに対し、中学生は22%で1位という結果になりました。2020年から小学校での英語教育が本格的に始まったことにより、中学生になった時の英語学習へのハードルが下がることが予想されます。
苦手な教科で「算数・数学」と答えた人は全体の41%で1位でした。好きな教科でも1位でしたが、一方で苦手と感じている人も多いようです。2021年の調査結果(注1)でも苦手な教科1位は「算数・数学」でした。
「苦手な教科はない」という人は2021年の調査結果では全体の2位だったのに対し、今回は全体の5位でした。小学生より中学生の方が「苦手な教科はない」人が少ないことがわかりました。
小学生の回答の1位は「家のリビング」で46%、続く2位は「自分の部屋」で40%でした。中学生は1位が「自分の部屋」で55%、2位が「家のリビング」で31%という結果になっています。
その他の回答では「学童」「塾」「友達の家」など、自宅以外で勉強するという意見もありました。
地域区分別に見ると「中学受験はする」予定と答えた割合は中国地方や関東地方、四国地方に住んでいる人が40%以上と高い結果となりました。
中学受験をするきっかけは、「いきたい学校があるから」という人が65%で1位でした。2位は「地元の公立中学に通いたくないから」が38%で、3位は「おうちの人のすすめ」、4位は「高校受験をしたくないから」と続きます。2022年の調査結果(注2)でもほぼ同様の回答でした。
その他には「入りたい部活があるから」や「苦手な子と同じ学校に行きたくないから」との回答もありました。
「中学受験をした」と回答した中学生は26%、「していない」人は74%でした。
中学受験をしたきっかけは、「いきたい学校があるから」が12%で第1位でした。続いて「地元の公立中学に通いたくないから」と「おうちの人のすすめ」が9%で、並んで2位という結果になりました。
その他には「大学付属の小学校だから受験が必要だった」など内部進学には受験が必須だったという回答もありました。
家での勉強時間は、小学生も中学生も「30分~1時間」の人が最多でした。中学生では「30分未満」「1時間~1時間半」「1時間半~2時間」が横並びで、1位と大差ない結果でした。「それ以上」と答えている人も1位と同じくらい多く、中学生になると勉強をする人とあまりしない人との差が出てきているようです。
好きな音楽を聴きながら始める
終わった後のご褒美をつくる
一問だけ! と思って始めると他の問題もできる
お気に入りの文房具を使って勉強する
受験に受かった自分を想像する
多くの人が答えた回答が「好きな音楽を聴きながら始める」でした。BGMとして音楽を流しながら勉強している人が多いようです。
その他には「ゲーム」や「YouTube」などの「終わった後のご褒美をつくる」という回答も多数集まりました。しかし「好きなことを先にやってしまう」という逆の意見もありました。
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
内容 | 勉強・受験 |
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期間 | 2022/12/30~2023/01/23 |
有効回答数 | 2042人 (うち女性:77% 男性:7% 選択なし:13%) |
グラフ:学年別回答者割合(%)