「勉強・受験」と回答した人は、全体で24％でした。小学生で21％、中学生で30％と、いずれも2023年は「勉強を頑張った」と感じる人が多いようです。成績やテストの点数が上がるなど、何かしらの手応えを感じられたことが考えられます。

「達成できた」人は全体で52％でした。小学生でも54％と半数以上の人が「達成できた」と答える一方、中学生は「達成できた」が44％という結果でした。中学生になると目標達成の基準が小学生の時に比べて高くなる人もいるのかもしれません。 また、「目標を立てなかった」人は全体で33％と、具体的な目標を立てずに2023年を過ごしていた人もいたようです。

2024年に1番頑張ろうと思っていることは、「勉強・受験」が1位でした。中学生では高校受験を意識している人もいるからか57％と、半数以上の人が勉強に力を入れようと考えているのが分かります。2022年と2023年発表のアンケート結果でも「勉強・受験」の回答が最も多く、今年で3年連続1位となりました。

「勉強・受験」をがんばりたい理由としては、半数以上が「成績をもっと上げたいから」と回答しました。中学生の結果では「テストでいい点数をとりたいから」が最も多く、より具体的な結果を見据えているのがわかります。

それぞれが選んだ頑張りたいことを選んだ理由が集まりました。頑張りたい事柄だけでなく理由付けができるとより目標が明確になりそうです。

毎年目標を「立てている」人は、全体で53％でした。小学生では「立てている」が57％ですが、中学生では46％と半数以下に減っています。勉強や部活で忙しくなり、目標を立てる時間を作るのが難しくなるのかもしれません。

目標を立てるタイミングで最も多かった回答は「思いついたときに立てる」でした。

目標達成のために心がけていることは「目標を紙に書く」が全体で35％と最も多いものの、34％の人が「心がけていることはない」と答えており、ほぼ同数でした。

熟語を選ぶ人もいれば、新年の決意を書く人もいるようで、中には自分を励ます言葉を選ぶ人もいました。年末、2024年を振り返るときには、多くの人が目標を達成できていることを期待したいです。