最も多かったのは「年に1～2回」の48％でした。

コロナ流行前に旅行に行っていた頻度のランキングと変わらない結果となりました。

全体の59％が「好き」、28％が「どちらかと言えば好き」と回答し、合わせると約9割の人が家族との旅行を好ましいと感じているのがわかりました。

家族と旅行に行くことが好きな理由の1位は「思い出が作れる」でした。中学生の回答では、「日常とは違うことができる」がわずかに「思い出が作れる」を抜いて1位でした。中学生になると、だんだんと家族と楽しんだ思い出よりも自分自身の経験を重視するような傾向があるのかもしれません。

その他には「お土産を買えるから」「非日常の中で家族の偉大さが再認識できる」などのコメントがありました。

小学生では「その他」を除くと「疲れるから」が最も多く、次に「体調面が心配」が16％でした。一方、中学生では小学生の結果と同様に「疲れるから」が1位でしたが、「体調面が心配」はわずか5％でした。

また、少数意見として「1日中家族と一緒にいるのがつらい」「せっかく行くなら友達と行きたい」「親と趣味が合わないから」などのコメントもありました。

全体の半数以上が「親が決める」と回答しました。31％の人が「家族会議で決める」と回答したことから、旅行先を家族で決めるためコミュニケーションを取っている家庭も一定数あることがわかりました。

その他には「毎年決まっている」や、「ルーレットで決めてから本当にそこでいいのか会議する」との回答もありました。

小学生の1位は「ゆっくり休める」、中学生に1位は「美味しいご飯が」食べられる」と小学生と中学生で異なる結果になりました。

トップ２の「北海道」「沖縄県」ですが、小学生の1位は「沖縄県」で、中学生の1位は「北海道」となりました。次いで「東京都」「大阪府」と、大都市に回答が集まりました。

その他にも「スキーがしたい」「好きな作品の聖地巡礼をしたいから」など、観光や体験をあげる人が多い中、「うどんをお腹いっぱい食べたい」や「本場のたこ焼きを食べてみたい」「新鮮で美味しい海鮮丼を食べる」と食べ物を楽しみにしている意見も多く寄せられました。

親族との思い出や忘れられない体験、大自然に触れ合ったことなどさまざまな意見が寄せられました。中には「お土産を選んでたら友達とばったり会った」とまるでサプライズのような思い出もあり、それぞれの子どもたちの旅の思い出があることがわかりました。