友達の家族。
「最悪~。昨日殴れれてね…」「え!?殴られた!?虐待じゃん!」「え?いや、そうなの?てか、あんたも殴られたことくらいあるでしょ。」「ないよそんなの…どんなに怒られても手だけは出されないよ。」「え、うそ。」こんな会話をしたことがあります。 その相手は親友。そう、親友は虐待を受け、自傷行為までしています。普通をあの子は知らないのです。イラついたら殴られる、それが当たり前だと思っていたのです。カッターを持っていないと落ち着かない。そう彼女は言いました。有り得ない、と思いました。けど、それくらい追い詰められていたということに気付かされました。やめなよ、大人まであとは残るんだよ、本当にやめなって。何度も言いました。なのに彼女は軽く受け流すだけ。どんどん傷だらけになっていくその腕を見ていられなくなりました。お願い、もうやめて。そう本気で思ったって彼女はどんなに言ってもコッソリやるはずです。いつも笑顔でヘラヘラして元気な彼女。けれど心の奥には闇がありました。その闇を取り除くには私はどうすればいいのですか。親友としてできることはないのですか。