短編小説みんなの答え:3

私の私

「青井さん、その服、変わってるね。」 「う、うん。」 私は青井なつ。小学5年生。今日はクラスの女子会でしょうがなく公園に行かなければならなかった。私は友達なんていないし、みんな相手にしてくれない。「変わってる」って言われるのはいやだけど、まだましって感じだ。女子会は1時間程度で終わり、私はだれよりも早くさっさと家に帰った。 「ただいま。」 「あっ、お帰り。」 お母さんはそっけなくお帰りって言うと、すぐに小3の妹のゆりの方へ行った。 「ゆり、また計算コンテストで優勝してすごいわね。おまけに絵画コンクールでも金賞取っちゃって。」 「そんなに褒めないでよ。照れるし。じゃっ2階で勉強してくるね。」 そういうとゆりはすぐに2階の自分の部屋へ行った。私は特に何も言わず、まるで忍者かのように2階へ向かった。 「はぁー。なんでわたしはこうなんだろう。」 自分の部屋のベッドに腰かけると、無意識にそんな言葉が出てしまった。でも、妹のゆりはあんなに何でもできる天才なのになんで私はこんなダメなんだろうってホントに思う。私は努力しても全然うまくいかない。ゆりはなんでもうまくいくのに…。そんなことを思いながらなんとなく外に出た。 「あっ、青井さん。」 さっき「変わってる」って言った、松井さんだ。クラスでは明るくてみんなから人気者。勉強もできて先生も気に入ってる人だ。今日も、ポニーテールが似合ってる。まるで私とは生きてる世界がちがう。 「さっき変わってるって言ったでしょ。あれはわたしそれいいなって思ったからだよ。」 「えっ…。」 「それかわいいじゃん。青井さんに似合ってる。」 「はぁ…。」 「いきなりこんなこと言ってごめん。でも青井さん元気なかったから。窓から見ててなんとなく靄っとした顔してたから。青井さんは青井さんらしく生きていいって言いたかったの。じゃ!がんばってね!」 松井さんはポニーテールを揺らしながら走っていった。私は松井さんの言葉ではっとした。私は私らしく生きていい。そうだ、ゆりみたいにできなくても、私は私でいいんだ。 「松井さん、ありがとー!!」 大声で言った。松井さんはこっちを見ずにグッドポーズをした。私は私。ゆりはゆり。それでいいんだ。さっきより足取り軽く、私は歩き出した。       ☆☆☆☆どうでしたか?これで皆さんが自分らしく生きられますように。☆☆☆☆

みんなの答え

辛口の答え

※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!

この相談への回答は、まだありません。

0件を表示

他の相談も見る

ランキングページへ

相談に答える

相談の答えを書くときのルール

【「相談する」「相談に答える(回答する)」ときのルール】をかならず読んでから、ルールを守って投稿してください。
ニックネーム必須

※3〜20文字で入力してね

※フルネーム(名字・名前の両方)が書かれた投稿は紹介できません


せいべつ必須

ねんれい必須
さい

※投稿できるのは5〜19さいです


都道府県必須

アイコン必須

答えのタイトル必須

※30文字以内


じこしょうかい

※140文字以内

※自分の本当の名前、住所などの個人情報(こじんじょうほう)は書かないでね


ないよう必須

※500文字以内


辛口

※ないようがきびしいコメントの場合はチェックをつけてね!


ひみつのあいことばを設定してね

他の人にわからないように、自分しか知らないしつもんと答えを入力してね。

※ひみつのあいことばは忘れないようにしてください

※自分が選んだしつもんや答えが他の人に見えることはありません

ひみつのあいことば①必須

※使える文字: ひらがな・カタカナ・半角英数字

※半角カタカナ、全角英数字が使えないよ

※2〜20文字で入力してね

ひみつのあいことば②必須

※使える文字: ひらがな・カタカナ・半角英数字

※半角カタカナ、全角英数字が使えないよ

※2〜20文字で入力してね

※みんなで使うスマホ・パソコンではチェックしないでね

※毎日キズなんに来ていると、ずっと自動で入力されるよ。くわしくはコチラ