実のならない花
私の名前は 松田実花(まつだみか) 高校三年生。 私はウソで造られている。 だってウソをつかないと、 生きていけないから。 そんなある日私の 友達に言われた。 「ねぇみか、 あんたウソつくのやめなよ。」 とそれ以来 なん...だろう。 私のみぞおちに 重いなんかとげとげしたものが 刺さっていた。 それは1日寝ても10日寝ても一か月以上寝ても 取れない。ただたんに 寝て起きてを繰り返してるだけ。 それじゃその辺にある毎朝明るい太陽を 待っている雑草と同じだ。 ウソをついてはいけない。と わかっている。そうわかっている...のに 考えるよりも先に口が動いてしまっている。 そう私は「ウソ」が「クセ」に変わってしまっている。 なぜ...だろう...私はそのクセを 直せない。というか直さない。 だってそれが私の生き方だから。 そして時は流れついに高校を卒業する時。 卒業式が始まっていつの間にか 卒業式が終わっていた。 始まったが終わったに変わった。 そうその言葉通り。 その時いきなり みぞおちのとげとげしたものが もっと奥に刺さった。ような気がしたんだ。 いつの間にか私の体は勝手に動く。 その体はウソであり。 この体は真でもある。 そう半分半分の体だ。 その体はいつの間にか 学校の屋上にいた。 いつの間にか体は フェンスにのぼっていた。 すると体はいつの間にか 落ちていくようになった。 あーあこれじゃ ウソのなかのウソに なっちゃったよ。 あの時の友達の 言葉をきいて みぞおちの とげとげしたものを 取っておけばよかったなぁ けっきょく私の 実る花とはなんなんだろう。