20歳の君へ
好きな人が死んだ。事故だった。「う、……っ、ううっ」「ねぇ、花音が泣いてたら大翔きっと悲しむよ?」「ごめん、千紗ちゃん」私は奏崎花音。高校三年生。先日、彼氏である大翔くんが事故によって帰らぬ人となってしまった。お通夜中も、大翔くんが亡くなったのが信じられなかった。私と大翔くんは付き合ったばかり。お互い三年間も思いを寄せていて、やっと思いが実ったと思ったのに。神様はそれを許さなかったらしい。こんなの、嫌だよ。私は声が枯れるまで泣いた。広い二重まぶたも、腫れて一重まぶたになっていた。そして、卒業し成人になった。大翔くんがいない二年間。大翔くんが夢に出続けたよ。現実になればいいのにね。「花音ちゃん」大翔くんのお母さん…?「あの時、病院で大翔に言われたの。もし俺が死んだらこれを花音に渡してほしい、って。20歳になったら渡す予定だったんだって」『20歳の花音へ』?なにこれ?「ありがとうございます」私は家に帰り、封筒を開けた。『花音へ 花音と付き合い始めた。ずっとずっと花音が好きだから、告白した。まさか両思いだったなんて。夢みたいだよ。てか、俺らもう20歳だね。お酒飲めるし?タバコも吸える。大人って違うなぁ。今度一緒に飲もう!でも程々にw 手紙で申し訳ないんだけど、俺は今、花音に伝えたいことがある。』伝えたいこと…?『付き合い初めて二年くらいだけど、俺は本当に花音が好きなんだ。好きで、好きで、たまらなくて。毎日夢に花音が出てくる。だから、俺の婚約者になってください。結婚してください。俺が幸せにします。誰よりも大切に俺が守るから。もし、俺と結婚してくれるのなら、俺の婚約者になってください。読んでくれてありがとう。じゃあ』「……っ、やま、大翔…くん…う、うう」涙が、止まらなかった。高校生だった大翔くんが未来に描いた手紙。それが一瞬にしてなくなってしまうなんて。なるよ、婚約者になるよ。でも、そんなことなんて叶いやしない。私だって、結婚したいよ。私は手紙を抱きしめた。
みんなの答え
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悲しい、泣いた。もはや感動した!
やっほー、姫音だよ! 本題 悲しいし泣いたしもはや感動だよ!まじで感動した! 才能抜群だね! バイバイ
感動・・・
ヤッホー!!みんなにとって今日1日良い日になりますように!虹色花火だよ! 本題 とても感動しました!ありがとうございました!
感動した…!!
るあんなのだ(*^ω^*)ノ"ヨロシク __.。o○本題○o。.__ 感動した…! 参考にします__φ(..*)メモメモ __.。o○終了○o。.__ ばいばいヾ(*´>∀<`*)