恋の文化祭
私は葉月紬(はづきつむぎ)。中学二年生。私には最近好きな人がいます。七海蒼空(ななうみそら)くんって言います!爽やかで優しくて、クラスの人気者なんです! もうすぐ文化祭!今は文化祭でやる劇の役決めをしています!文化祭で蒼空くんに近づこうとしている女子は、クラスに少なくても三分の二以上は居ると思います。 「えー、では、次!照明係!男女一人ずつだ!やりたい奴居るか?」 「はい!」 目立ちたくない私は真っ先に手を上ました。 「えー、じゃあ、女子は葉月で決まりだな!男子は?」 「はい」 クラス中にざわめきが起きました。手を上げたのが蒼空くんだったからです!私は驚きと嬉しさでいっぱいでした。 文化祭当日です!劇の最中でした。電気を消すタイミングが来ました。私がスイッチを押そうとしたら、蒼空くんと手が触れました。私は咄嗟に手を引いて、結局、蒼空くんが押しました。 文化祭は無事に終わりました。今は文化祭の成功を祝って、クラスでそれぞれお菓子や飲み物を持ち寄って打ち上げをしています。すると、クラスのお調子者の男子がとんでもない提案をしてきました。 「おい!なんかゲームしよ!」 と言って、トランプを出してきました。 「ババ抜きして、負けた人が好きな奴に告白するってのはどうだ?」 「いーねー! 賛成!」 結局ババ抜きでは私が負けました。みんなから注目される中、私は立ち上がりました。そして、三回ほど深呼吸してから、 「好きです…!蒼空くん!」 私は耐えられなくなって、気づいたら… 「あっ、待って!紬ちゃん!」 部屋を飛び出していました。友達の声も聞こえたけど、そんなことを言っている場合ではありませんでした。 私が玄関の下駄箱の前まで来た時、後ろから声がしました。 「紬!」 後ろを向いたら、蒼空くんがいました。 「俺も」 「えっ…」 僅かな沈黙が流れました。 「ホント?」 蒼空くんが頷きました。 「…ありがと…」 すると、蒼空くんは私を抱きしめてくれた。初めて感じた蒼空くんの温もりに、私はそのまま身を委ねました。 空では真っ赤な夕焼けが私たちを見守ってくれていました。 はろぉー 瑠衣美です! 感想書いてくれたら嬉しいです! お願いします!