短編小説みんなの答え:1

思い出すあの味

「引っ越しても元気でねー!」 「うん!また会おう!」 俺は翔太、中学二年生。 この四月から親の仕事の都合で生まれ育った町を離れた。 引っ越し先で楽しい日々を送っていたある日のこと。 その日の給食はジャンボコロッケだった。コロッケと言えば俺の昔の家から歩いて3分くらいのところに武田精肉という昔からある精肉店がある。両親が子供の頃からあったらしい。俺はそこのコロッケが大好きだった。80歳くらいのおばあちゃんとおじいちゃんが営んでいるのだが学校から帰ってきて、店に行くといつも何かをおまけしてくれた。 給食のコロッケを見ながら「また食べたいなぁ」何て思っていた。 夏休みに入って、友達に会いに前住んでいた街に来た。だが、俺の目的は友達に会うことだけではない。あのコロッケを食べるのだ。俺の家は新幹線の停まる大きな駅から路面電車に乗って10駅のところにある。慣れたものだ。 ~20分後~ 『次は高村、高村でございます。』 ボタンを押して降りた。久しぶりの風景。やっぱりこの街がいい。そんなことを思いながら武田精肉まで歩いた。中を覗いてみるとあの二人が楽しそうに誰かと喋っている。なんか見たことがある気がするが、誰かはわからなかった。 「お久しぶりでーす」 「あら!翔ちゃん!帰ってきたのね。」 「久しぶりだなぁ」 二人は俺に会えて嬉しそうだ。 「翔太じゃん!」 「おぉ!奈央じゃん!」 なんと二人と話していたのは産婦人科からずっと同じの奈央だった。 「帰ってくるなら言ってよー」 「サプライズで来たくて…w」 「www」 「ねえ、このあと時間ある?」 「めちゃくちゃある」 「じゃあ一緒にどっか行こ!」 「いいよ!」 「あぁごめん。注文していいよ。」 「えっと…じゃあコロッケ2つと唐揚げ10個入りと焼き肉弁当で!」 「はいよ!あ!コロッケ揚げたてだから」 おじいちゃんの返事はいつも通り元気だ。 「全部で1000円ね。」 会計はいつもおばあちゃんの担当だ。 「これで」 「はい、ちょうどね」 「春巻き一個おまけしといたからな!」 「わぁ、いつも通りや~」 「またいつでも来いよ!」 「は~い!また来ま~す!」 「またね!待っとるでね!」 奈央と一緒に手を振って店を出た。 そのあと俺らは昔よく行った遊園地に行った。そこで奈央が話があるというので何かと思っていると… 「私ね、翔太のことがずっと好きだったの。だから私と付き合ってください!!」 「お願いします! 「ほんとに!?やった!」 「でもあんまり頻繁には会えないけど、電話で話したりね、そうすればいいよね。」 「うん!今度は私がそっち行くから、案内してね」 「分かった。待ってる」 「ww」 「さあ、コロッケが冷める前に早く食べよ!」 「そだね!」 やっぱりあそこのコロッケは美味しい。俺の思い出の1ページが、またあそこのコロッケが一緒に入って増えた。

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感動したー!

今日も良い日になりますように♪#★Miu☆(元ハチワレ☆、モモンガ☆)です! たしかにタイトル通り思い出すあの味だぁー! とってもいい話!感動して泣きかけたよー!またSU-MOさんの作品みたいです!


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