たとえ魔法が使えなくっても
もしも魔法が使えたら。 誰しも、考えたことがあるんじゃない? 小学校の頃の卒アルの自由ページをめくれば、「空を飛んでみたい」「瞬間移動をしてみたい!」「なんでも作り出せる魔法が欲しい」とか。 現実ではあり得ない空想に胸を躍らせた手書きの文字がずらりと並ぶ。 私は一体どんな魔法を願ったのだろう? 記憶を頼りに一つずつ確認していく。 「、相手の、心を読める、魔法......。」 私の手書きの字。 当時は習字をならっていたから、周りと比べて達筆だと思っていた字。 懐かしさに思わず笑みが溢れた。 「相手の心、ね......。」 思い出す。 それは小学生の頃。そして好きだった男の子の事。 小学生の私は内気で、本心をいつも隠してた。きっとその頃の私は常に第三者目線で考えてしまって、怖かったんだ。相手に嫌われてしまうのが。 だからきっと相手の心を知りたかったんだ。 「ふふ、懐かしい......」 そして私が好きだった、幼馴染の君。 クラスの中心人物で、こんな私にも話しかけてくれた男の子。 私は彼がすきだった。でも、相手の気持ちを考えてしまって、よく言えば臆病で。「好き」の一言も言えないで彼とは小学校以来会えていなかった。 もしも魔法が使えたら。 きっと私は今でも相手の心を読むことを望む。 でもきっと今の私は魔法を望まない。 だって私は今から一世一代の告白をする。 君に。 8年ぶりの君。 魔法に頼って、好きという気持ちが薄れないように。 もしも魔法が使えないとしても、今の私は勇気があって、挑戦することを恐れていないから。 「久しぶり!ねぇ、言いたいことがあるんだ。聞いてくれる? 私、君のことーーー。」
みんなの答え
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めっちゃいいです!
こんちゃっちゃ!まるまるぽてとです! 初めまして! 〜改めまして本題!〜 めっちゃいいです!確かに、魔法に頼らなくても、 今の私だけにあるものもありますよね。キュンキュンしました! ではまた次回!ばいちゃ〜っ
めっちゃすき!!
めちゃくちゃキュンキュンしました!!! ああ恋愛したい、、泣