逆。
ここは電車が一時間に一本しか来ない、閑散とした駅。 この時間、私以外の利用者は見かけない。 私はいつもの黄色い電車に乗った。 「この電車は、湯布院行きワンマン列車です。次は―」 アナウンスと同時にエンジンの轟音が床から伝わる。 ふとあたりを見渡すと、この列車には二、三人の人しか乗っていないことに気が付いた。 「ほんとにこれだけ?」 シートから立ち、電車の中を散策する。 突然、電車が急ブレーキをかけた。 「ご案内します。ただ今、倒木を確認しました。安全確認ができるまで、しばらくお待ちください。」 慌てて先頭車両に行く。 すると、数本の竹が線路に横たわっていた。 「どうしよう...」 ぼそりとつぶやくと、隣にいた運転手は「大丈夫?遅れない?」と声をかけてくれた。 「いや、別に...ただ遊びに行くだけです。」 「だったらちょっと待ってね...僕がどかしに行くから。」 そう言って運転手は電車を降り、竹をどかしに行った。 私はその間に携帯を開いた。 さすがは山の中、アンテナが立たない。 しばらく作業を見ていると、「ま、これぐらいで大丈夫か」と運転手が戻ってきた。 思わず、「そんな乱雑で大丈夫ですか?」と聞いてしまった。 運転手は、「ま、こんなこと日常茶飯事だから。いちいち止めるともったいないし。君、湯布院まで行くの?」と言ってまた電車を運転し始めた。 直後、この電車が少人数だった意味を知った。 ――私が行きたいのは、大分のほうだったのだと。
みんなの答え
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やっちゃったぁ...( ̄▽ ̄;)
こんにちは。TAKETOです。 最近回答できなくてごめんなさい(*- -)(*_ _)ペコリ ーーーーーーーーーーー あ、うっうん(;゚д゚)ゴクリ… 主人公...やっちゃったね(^▽^;) どんまい!主人公!\(^o^)/ みんな乗り違いには注意してね! ーーーーーーーーーーー じゃあさようなら
あーあっ
主人公、やっちゃいましたね(笑) 乗り間違いには気をつけましょう