短編小説みんなの答え:1

私は頭上に好感度が見える

『何、この数字』 ある日のこと。他の人の頭上に数字が見えるようになった。 大体50、60辺りだ。 本で読んだことがある。「好感度」が見えることが稀にあるのだと。 「おはよう」 『おはよう、ユミちゃ、ん…!?』 「…え?」 ユミちゃんは私の友達だ。大人しくて控えめで、いつも私を尊重してくれる。 そんなユミちゃんの頭には、ー10という表記。思わず目を丸くした。 私がするしょうもない話にもくすくす笑ってくれたり、 プレゼントをあげたら本当に嬉しそうに笑ってくれてたりしたのに……? 実は嫌いだったの…!? 本当に、好感度なの? 確かめたくて、『ユミちゃんって本当に周りをよく見てるよね。気遣いもできるし』と言う。 ぱちぱちと瞬きしたユミちゃんは、「ありがとう」と笑って言ってくれた。 ぽこん。頭上の数字が、ー9に変わった。 やっぱり、好感度…!? そう認識するのと同時に、実は嫌われていたのかとショックを受けた。 それから私は、ユミちゃんを褒めまくった。 ー5ぐらいまで上げると、流石に「ど、どうしたの急に…?」となったので、一旦やめた。 ユミちゃんを褒めるために、ユミちゃんを不思議と見てしまう。 見ていると、ユミちゃんの良さがどんどん出てくる。 誰も運ばない食器を運んだり、頼まれていないのに準備をしていたり… 元々好きだったが、更に大好きになった。 でも、相手は私のこと… 『本当にユミちゃんといると楽しい』 本心から溢れた言葉。ユミちゃんは驚いたような表情をして、「ほんとに?嬉しい!」とはしゃいだ表情をする。 ぽこん。0になった。 「ありがとう!おかげで、私…自分に自信が持てたよ!」 『……え?』 数秒固まった後、ようやく合点がいく。 ……ユミちゃんへの好感度だったの!? ユミちゃんはたぶん、自分のことが苦手だったんだ。だからマイナスだったのか…。 「本当にありがとう。でね、あのね、ずっと私なんかがって思ってたけど…自信持てた今だから言うね。私と親友になってください!」 『………うんっ、もちろん!』 びっくりしたけど、今までよりずっとユミちゃんが大好きになった。

みんなの答え

辛口の答え

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最後めっちゃ良い!!!

こんにちは!ぬづです!! ユミちゃん…そんな…T Tとか思ってたら まさかのユミちゃんへの好感度だったなんて…!!! めっちゃ面白かった!!


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