親友からの手紙
一週間前、親友が亡くなった。 親友には、智也と言う旦那さんがいて、親友のお腹の中には、まだ小さい子供がいたと言うのに。 完全に交通事故だった。運転手がスマホを見ていたのが悪い。 けれどもとはと言えば、私のせいだ。 私の名前は凛花。 私は親友が亡くなったその日、直前まで親友と遊んでいた。 昼ごはんを作る時、材料が足りなくて買い出しに行こうとしたら、親友が、私が行くと言い出したのだ。 「そんな距離遠くないし、大丈夫大丈夫!運動もした方がいいし、散歩がてらに行ってくるよ!」 と言う彼女に、 「そう?じゃあお願いしようかな。」 あっさり許可を出したあの時の私がバカだった。 その後、親友の知らせを聞き、後悔の波が押し寄せる。 あの時引き留めて自分の足で行っていればと、この一週間で何度思ったことか。 きっと心優しい彼女なら、私のせいではないと言ってくれるだろう。 だが、実質私が2人を殺したようなもの。 涙が込み上げてくる。もう何にも手がつかない。会社も休んだ。 2人を死なせたも同然な私が、今この瞬間にのうのうと生きていていいのかと、本気で思った。 そんな中、私は親友の葬儀に行くことになった。 正直行きたくない。 旦那さんや、親友の家族に合わせる顔がなかった。そして何より、親友に。 そんな私の思いを無視するかのように、どんどん時間は流れていき、当日になった。 重い足取りで会場へ向かう。 入り口までついたその時。 「………!?」 目に映ったのは、親友の姿だった。 彼女は私に気がつくと、生前と変わらない優しくて温かい笑顔で話しかけてきた。 「久しぶり」 「……な、なんで!」 この声は、彼女だ。本物だ。 涙が込み上げてくる。 「あんなふうになっちゃったから、今頃智也くんとあなたがメソメソしてるんじゃないかって思って」 「っ、はなぁ!」 涙が止まらない。 「まあ、時間もそんな長くないから、これあげる。」 手渡してきたのは、親友、はなが生前に使っていた宝物箱だ。 よく大事そうに持っていたのを覚えてる。 「それ、智也くんと見てね」 その言葉で、はなは穏やかな顔をしたまま目の前から消えた。 さっきのは、夢だったのか。 ぼーっとしたまま、会場につき、智也さんに事情を話した。 彼は隈だらけの目を見開いて驚いては居たが、2人で箱の中身を見ることにした。 箱に入っていたのは、一枚の手紙だった。 内容は、智也さんへの謝罪、感謝。そして、 「凛花へ、貴方のせいじゃない。悪いのは運転手! それと、ありがとう。大好きだよ。私の大切な、たった1人の親友。」 涙が止まらない。 けど、これだけは言わなければ。 彼女に、届くように。 「っ、うん。私もっ、大好きっ……!ありがとう」 ーー大切な、たった1人の親友へーー
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
感動!
こんにちは!あんだよ! いやーこの話いいね!感動しちゃった。 親友と気持ちを伝えあうのって絶対難しいはず。なのにこの話は親友と気持ちを伝えあっているね!すごいなー! 私も伝え合わなきゃな。 年下なのにため口でごめんなさい。 それではまたねー!
感動!
ヤッホー!!みんなにとって今日1日良い日になりますように!虹色花火だよ! 本題 とても感動しました! ありがとうございました!
凄い!
やっさっそいこんにちはにゃんこ先先生です。いや~いい話でしたねぇ。チョット涙でた。あ、でも、ちょっとだからね?(汗;^_^ 、)ちょっとだから(汗汗(;^ω^))。《本題》正直ふつーに泣きましたこういう物語作ってる人ってマジですごいよね!またこういう物語書いてください!絶対読みますから。それでコメントしますから!お願いします。ため口でごめんなさい。
めっちゃ良い話!
こんちゃ~!みなもだよ~! 正直、この話めっちゃ気に入りました…!! 親友と気持ちを伝え合うって難しいことだけれど、この話を見て伝えたいことはちゃんと伝えなきゃな、って思いました!