もっと彼といたかった
私は、恵南 星空(えなみ せいら)。小学4年生だ。明日はクラス替えだ。だから、実質明日からは5年生だ。誰と一緒になるかな...と、ドキドキとワクワクで、あまり眠れなかった。そして、4-3が終わると思うとなぜか泣けてきた。泣いたせいか、朝起きるとまぶたが腫れてしまった。いつもは、親友の八乙女 乃空(やおとめ のあ)と一緒に学校へ行っている。今日も乃空と近くのコンビニ周辺で待ち合わせし、一緒に学校へ行った。だがその途中に、乃空に「星空?まぶた腫れてるよ。何かあった?」と言われてしまった。4-3のことを思い出して泣いてしまったとは恥ずかしくて言えなかった。「え、ええっとー。ちょっと今目がかゆくて...。」とごまかしたが、乃空が私のことを心配して「大丈夫?今目薬あるけど貸そうか?」と言ってきたので少し焦った。「いまはだいぶ収まったから大丈夫!」と乃空に伝えると、早くこの話を終わらせたくてクラス替えのことを乃空と話した。こうして話していると、学校についた。クラス表を見ると、私は5-4だった。だが、すぐ私の目に入ったのは親友の八乙女乃空の名前だった。やった!乃空が同じクラスだ!と私は心で叫ぶと、5-4のクラスへ向かった。入ると、クラスにはすでに八雲 隼人(やくも はやと)がいた。八雲さんは明るく、クラスのムードメーカー的な存在だ。私は内気だ。黙々と私がランドセルの準備をしていると、八雲さんが、「まだ誰も来ないね。俺と恵南さんで二人っきりじゃん」と言ってきた。彼の口から発せられた私の名前と二人っきりという言葉に少しドキッとした。しばらく黙っていたが、何か言葉を返そう!と思い、「う、うん...。」とやっとのことで返事をした。だが、心の中では二人っきりという言葉の意味はどういう意味なのかということに引っかかっていた。しばらく考えた末、八雲さんがこんな私のこと好きなわけない!と思うことにした。そこから、八雲さんのことが気になるようになった。彼は、明るくてイケメンで、私の性格とは大違いだ。彼を見ているだけで、元気が出る。ずっとこんな毎日が続けばいいなと思っていたときのことだった。彼が急に休んだ。先生によると、病気だそうだ。明日は来るかなと何回も思ったが、結局3学期の終業式まで彼が現れることはなかった。先生に聞いてみると、「ダメだ。恵南には教えられない。」と言われてしまった。でも、どうしても知りたくて先生に何回も聞いた。するともう何回聞いたかわからないとき、先生が、重い口を開いた。「八雲は病気だと言っただろう。本当は交通事故で亡くなったんだ」その言葉を聞いたとき、涙が込み上げてきそうになった。なんでだろう。気になるだけの存在なはずなのに。「八雲のことは誰にも言うなと八雲の両親に言われたんだが...。恵南がしつこいから教えてやったんだよ。」 私は必死になって走った。本当は先生にお礼を言いたかったのに。一生懸命走り、私の家についたところで、ずっとこらえていた涙が溢れ出してきた。「八雲さん!もっとあなたと話したかった!好きだって伝えたかった!」思わず叫んだ。どうして?どうして内気なはずの私が叫ぶの?そう思いながら流したその涙には、八雲隼人の顔が写っていているように私には見えた。 「もっと彼といたかった」どうでしたか?感想よろしくお願いします!!(できるだけ辛口NGで!)※誤字脱字等がありましたら、感想と一緒に教えてください!
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やばい!
こんにちは!STPR大好きちゃん推し活中女子です!(名前長すぎだろ)感想入ります! まず感動しました!凄く涙が止まりませんでした! こんな素敵なお話を書いたのがすごいです!感想短くてすいません!またやれるきかいがあればやってください! それじゃあばいちょっ!