本当の「恋」
私は日下恋愛(くさかれあ)。高校1年生。私は昔からとても惚れやすい性格をしている。男の子が何か素敵なことをやっているだけで一瞬で頬が紅潮してしまうのだ。掃除のゴミ捨て当番を自ら買ってでた男の子、周太には「周太くんかっこいいわ。皆嫌がる仕事引き受けるなんて素敵!」と胸が騒いでしまうし、陸上部の先輩が綺麗に棒高跳びを跳んだだけで「キャッ!あの先輩なんてかっこいいのかしら」と一目惚れしてしまう。だから私は本当の「恋」というものが分からない。一目惚れしただけで「恋」になるのか、かっこいいと思うのが「恋」なのか。私はただ、色んな人にときめいて感動しているだけで恋なんか一回もしたことないのかもしれない。 そんな私は友達に「好きな人いる?」と聞かれたとき、かっこいいと思った人を言うだけでしょっちゅう変わるものだから「恋愛って浅い女だよね」「また変わったの?」と呆れられる。本当の「恋」って何なの?誰か、誰か教えてよ。 今日はテニス部の合宿の日。うちの高校は今度、県大会に出ることになっているからこの時期は3泊4日で合宿に行くらしい。テニス部は男女合わせて約30人の人がいる。うちのクラスでテニス部の人は草壁翔(くさかべしょう)くんだけだ。合宿の1日目、私たちは高校からテニスコート付きのホテルへと出発する。そして9時から17時まで練習した後、食事や入浴があるのだ。1日目、私はなかなかのハ―ドな練習に耐えられなくて練習中に体調を崩してしまった。練習試合の休憩中に頭痛がする頭を冷やして、スポドリを飲んだけど少しでも動くと戻してしまいそうで私は必死に口元をタオルで押さえる。だけど休憩の時間はあっという間に過ぎてしまい、私の出番になってしまった。テニスコートから友達が呼んでる。行かなきゃ。そう思うのに体が拒否していて動けない。すると、顧問の先生が私に近寄ると説教し始めたのだ。「何のためにこの練習をしてると思ってるんだ。サボるな」罵詈雑言がとんでくる。口を開けないでいる私を顧問は平手しようと瞬間、誰かが先生の手を掴んだ。恐る恐る顔を上げると翔がいた。翔はいつになく険しい顔で「本当に大会に出させたいなら生徒のことを気遣って下さい」というと「熱中症かもな。あんまり無理するなよ。室内で休もう」と私の背中をさすってくれた。だけど、とても立てそうになくて口も開けなくて無視する形になってしまった。気を悪くして立ち去ると思ったけど彼は違った。私をお姫様抱っこして運んでくれたのだ。途中でやはり戻してしまったけど彼は「俺が片付けとくから日下はしっかり休め」と言ってくれた。胸のうちから誰かがトクトクとノックする音が聞こえる。今まで経験したことない感情。――――私、翔が好きだ。これが本当の「恋」――?嬉しさと感動で私は涙を流した。
みんなの答え
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キュンキュンッ
SUN★お日様だよ(*^▽^*) 主人公が 本当の恋を見つけられて よかった~っ めっちゃキュンキュンしたっ/// 1つアドバイス! もうちょっと改行したほうがいいと思う! そしたら、もっと読みやすくなると思うよっ じゃね☆彡