夏祭りの夜
「楽しみだねっ、なおこっ!」 「うん!そうだよね~!」 私、南山奈央子(みなみやまなおこ)小学五年生。いつもの教室はガヤガヤ賑わっている。それは、今日の四時からみんなの楽しみにしている夏祭りがあるから! 「奈央子は宮松と回るの~?」 冗談半分で友達の石森さつみ(いしもりさつみ)がニヤニヤと笑ってる。 「ま、まさか!来るかわからないし。とみこたちと行く約束してるんだから私はそうするよ!ね、とみこ!」 「えぇ?一緒に回ればいいのにぃ~」 「冷やかされるからやだよ」 実は初彼氏ができたんです!宮松こう(みやまつこう)っていう人。本心を言えば、一緒に行きたいけど、あいつ来るかわからないんだもの。とみこやさつみ、早苗、百合子と夏祭り行くって決めたしね。 「奈央子!宮松と回れるといいね!」 「ゆ、優花まで!」 クラスメイトで大親友の優花がクスッと笑う。 でも、本当にそうなったら嬉しいな。宮松は、どう思ってるのかな。 …そしてたばの神社のお祭り 途中、クラスの女の子達とばったり会った。 「宮松、向こうにいたよ!一緒に行きなっ!」 朱里がいたずらっ子のような笑みを浮かべて私達に言う。 「えー!!マジでえ?奈央子、いこーよ!」 「で、でも」 百合子がいるし…。百合子は、宮松の事が好きだった。付き合ってたって噂もあったみたいだけどそれは事実じゃないみたいで、気にしてなかったんだけど、さすがに気を遣うよ。 「いいじゃん!いこいこ~!可愛いうちらの浴衣姿、見せにいこ!」 何も知らない早苗は私の背中を押しながら走ってく。 「あっ」 最初に声を上げたのは、私と宮松。お互い、気づかないふりをしながら通り過ぎるけど、もちろんとみこと早苗は見逃さない。捕まえて私たちを置いてきぼりにしようとまでしてくる。 「…」 六時十分ごろ、慣れてきて会話もするようになった。カラオケ大会で、友達がでるのでそれを聞きながら笑いあう。 「ふうの達、すっごい上手だね~」 「だけど、小5になってアンパンマンマーチ歌うやつ、いるか~?」 ふふふ。宮松とやっぱり楽しい。とみこたちはどこかにいっちゃったみたいだけど。 「いぇーいっ!」 「「え?」」 振り返ると、同じクラスの小彼(おがの)が、スマホを手にしてニヤニヤと。 「ちょっと!」 慌てて追いかけるけど、全然追いつかない。やっとの思いでスマホを取り上げても、データがないし…。 「消した~」 「なら、いいんだけど」 さっき、私達が話していたところを撮ったみたい。恥ずかしいし、グループLINEに送っちゃって最悪だよ!目立たないつもりでしゃべってたのにな。学年が一緒でもカップルが違うと冷やかされ度も違うのかな?それはそれですごく嫌だよ。 「ご、ごめんね」 「いや…へいき」 それから他愛ない話をしてから、とみこと百合子…、貴(たかし)と宮松で一緒に帰った。家に着くともう夜八時十五分を回っていた時は、さすがに驚いたよ。 ずっと、こんな日が続いたらいいのに。 次の日、めちゃくちゃヒューヒュー言われたのはいうまでもない。でも、いつもよりたくさん話せたし、距離も縮まった気がしたんだ。それに、図工の席替えで隣の席になれたし、ね。
みんなの答え
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こんな恋したいーー!!
こんちゃっちゃ!りんご丸だよー! 〈感想〉 うちもこんな恋したいー!!っていうのが最初の感想!私も彼氏いるんだけど夏祭りとか行く機会ないからなぁ、、、(むしろ友達関係的なのになってるし)て思いながら読んでたwww。うち小説とか漫画とか全然だめで、書こうとしてもつまんない内容しか思いつかなくて困るんだよねー。この小説かいた人が年下でびっくりした!才能だよね!っておもったよー!