○自分専用のケータイやスマホなどを持っている?
小学生の半数、中学生の約7割が自分専用のケータイやスマホを持っていると回答しました。
○【持っている人へ】いつから持っている?
8割以上が小学生のうちから自分専用のケータイやスマホを所有していることが分かりました。
持ち始めた時期は、小学生の回答では「小学4年生」が最も多く、中学生では「中学1年生」がトップでした。
2018年に「キッズ@nifty」で行った調査(注1)では、スマホを所有する年齢は11歳~14歳が約8割を占め、10歳以下は約15%ほどでしたが、この3年でケータイやスマホ所有の低年齢化が進んでいることが分かりました。
○おうちの人と決めた利用ルールはある?
約7割が、家族と決めたルールが「ある」と回答しました。中学生のほうがやや高い割合となっていました。2018年の調査と比較すると、家庭でのルールを決めている割合は1割程度下がっていました。
○【ある人へ】どんな利用ルールか教えて!
家族と決めたルールで多かったのは「知らない人とやりとりしない」「個人情報を書き込まない」の2つでした。SNSを通じて子どもが犯罪に巻き込まれる事件なども増えているので(注2)、子どもにスマホを持たせる際にはそうしたトラブルを心配してルールを決めている保護者も多いのかもしれません。
「その他」では、「1日2時間まで」など利用時間に関するルールが多く見られました。
○学校から学習用タブレットやパソコンは配布された?
9割近くが、学校からタブレットやパソコンが配布されたと回答しました。パソコンよりもタブレットのほうがやや高い割合となっていました。文部科学省が推進するGIGAスクール構想では1人1台の端末環境整備が掲げられていますが、すでに多くの小中学校で端末の配布が進んでいる状況が見えました。
○【学校から配布された人へ】実際どんな風に使っている?
タブレットやパソコンの利用用途で最も多かったのは「勉強・調べもの」、次いで「授業」となりました。「動画を見る」「ゲーム」「SNS」といった回答も見られ、学習用として配布された端末ですが、それ以外の用途で使っている子どもたちも一部いるようです。
○【学校から配布された人へ】どの授業でタブレットを使っている?
タブレットを使う授業で最も多いのは「国語」という結果でした。
「その他」では、テーマに沿って自分で調べてまとめる学習などを行う「総合」の回答が2割程度ありました。