2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、おかしいと思う決まりや校則、決まりを守らないとどうなるかなどのアンケートを実施し、1,749人から回答を得ました。
全体の79.1%が、学校におかしいと思う決まりや校則が「ある」と回答しました。どのような決まりか聞いたところ、小学生では「文房具について」、中学生では「髪の毛について」が最多となりました。
また、「体操着の下に肌着を着てはいけない」などの下着についての回答や、「髪を染めることの禁止」などの髪型について、キーホルダーをはじめとした持ち物についての回答もあり、多くの小中学生が学校の決まりに違和感を抱いていることがわかりました。
決まりを守らないとどうなるのかを聞いたところ、「物を没収される」や「反省文を書かされる」という声がありました。また、決まりや校則のせいで、「人前での下着チェック」や「スマホが禁止のため親と必要な連絡が取れない」などといったいやなことや困ったことが起こるという意見も寄せられました。
■「校則」に関する調査レポート
77.3%の小学生と81.7%の中学生が、おかしいと思う決まりごとや校則が「ある」と回答しました。中学生の方が多い理由は、制服を採用している学校が多く、身だしなみについての決まりごとが増えるからだと考えられます。
2022年の調査(注1)では、小学生の74%と中学生の88%が、おかしいと思う決まりごとや校則が「ある」と回答していました。依然として多くの小中学生が、校則に納得していない部分があるとわかります。
↓2022年の校則の調査レポートはコチラ
2022年に引き続き、小学生では「文房具について」、中学生では「髪の毛について」がそれぞれ1位でした。
小学生では「髪を染めることの禁止」がトップでした。
中学生では「肩に髪がついたら結ぶ」が最も多く、僅差で「ゴムの色の指定」が2位でした。
2022年の調査結果と同じく、小中学生ともに最も多かった回答は「靴下の色や長さの指定」でした。
小中学生ともに2022年の調査と同様の結果となりました。
小学生では80%が「体操着の下に肌着を着てはいけない」ことをおかしいと思っているようです。2位に大きく差をつけていることから、肌着のルールを疑問に思う人が圧倒的に多いとわかります。
中学生で最も多かったのは「色の指定」で、84.8%でした。2位は「柄の指定」で、小学生の1位だった「体操着の下に肌着を着てはいけない」は3位に入っています。
小中学生ともに、最多の回答は「キーホルダーの制限」で、次が「ケータイ・スマホの制限」でした。その他の回答には、「鏡やくしの制限」や「日焼け止めの持ち込み禁止」などもあげられました。
中学校になるとシャープペンシルが解禁される学校が多いからか、中学生のランキングでは小学生では上位だった「シャープペンシルの禁止」が下位にランクインしています。
「においのある文房具の制限」「キャラクターの文房具の禁止」は小中学生ともに上位となりました。
3回注意されたら生徒指導行き、生徒指導へ3回行ったら退学
没収。友達は返してもらえない人もいた。
家に一旦帰宅させられて、直してから再登校になる。
呼び出し、注意、最悪は親に電話
反省文を書いたりしないといけない。
多かった回答は「生徒指導を受ける」や「親に連絡される」でした。禁止されているものを持ってきた場合は、それを没収されたり捨てられたりしたという子どももいます。先生から口頭で怒られるだけでなく、反省文を書かされるなどのペナルティーがあるという声もありました。
シャーペンを間違えて持ってきて捨てられた!習い事で使っていたお気に入りだったのに…。
スマホを持っていけなくて、部活で家に帰るのが遅くなることを親に伝えられなかった…
下着の色やがらや種類まで決められた チェックでみんなの前で下着を見せられた
先生が気にいっている生徒には、注意しないのに、気に入ってない生徒にはめっちゃ大きい声で怒る
校則を守ってない人を怒る先生と怒らない先生がいる
「人前で下着をチェックされて恥ずかしい思いをした」という声や、「スマホが使えず家族に必要な連絡が取れなかった」という声がありました。没収されたものを捨てられたという人も多いようです。また、先生によって校則違反への対応が違うことに不満を抱いている子どももいました。
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、 保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
内容 | 校則 |
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期間 | 2025/04/01~2025/04/28 |
有効回答数 | 1749人 (うち女性:85% 男性:7% 選択なし:8%) |
グラフ:学年別回答者割合(%)